変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館

変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館

2,200円 (税込)

11pt

4.5

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世界最大級のコレクション数を誇る民族学博物館、通称「民博」。その背景にいるクセ強研究者たちの素顔と展示のヒミツ。

大阪吹田市、万博記念公園の敷地内にある国立民族学博物館(通称「民博」)。太陽の塔の背中の顔を眺める格好で、そのモダン建築は存在し、世界の民族の暮らしや風習を伝える資料が、収集・展示されている。世界最大級の収蔵点数は34万7000点! 1.5時間ほどで見学できると案内されている本館展示場の全長は5キロあり、歩いても歩いても終わらない。おびただしい数の仮面、民族衣装、世界のパンから、墓、仏像、謎の民具まで、「なぜこれを持ってきた?」と言いたくなるような資料が、ガラスケースなしの剥き出しで展示され、にもかかわらず、警備員はほぼ見当たらず、もっと言えば学芸員もいない。そう、民博には学芸員がいないのだ。じつは民博は「博物館」の名をした「研究所」なのである。展示の背景には人がいる。世界各国を舞台にしている民博の研究者(フィールドワーカー)たちの日常をフィールドワーク。世界初、民博の舞台裏に迫る1冊!


監修:樫永真佐夫
国立民族学博物館教授/文化人類学者 1971年兵庫県生まれ。2001年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。2010年、第6回日本学術振興会賞受賞。著書に『道を歩けば、神話 ベトナム・ラオス つながりの民族誌』『殴り合いの文化史』(左右社)他多数。2023年より『月刊みんぱく』編集長。ボクシング、釣り、イラスト、料理など、いろいろする変人二十面相。

著・文・その他:ミンパクチャン
ルポライター 市井の国立民族学博物館ファン。

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変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    行きたい、と思いながらまだ足を運んだことのない民博。そんな「変わり者たちの秘密基地」に近々行くことになったので、とても楽しく読むことができた。現地が楽しみ。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    展示案内では知ることのできない、ここまで話していいの?!ということまで、先生方や博物館そのもののバックヤードを知ることができる。構成が面白く読みやすかったです。

    0
    2025年10月10日

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