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筆者のもとに持ち込まれた、K警察署への告発の記録。
それは非常に奇妙なものであった。
警察官の尾野(仮名)が密かに収集していたのは、K警察署に保管されていた複数の供述調書。そこに記された供述人とのやり取りの内容は、取るに足らないものばかりで作成意図も不明である。
しかしときに、「同僚が一心不乱に壁をカッターで削っている」「黒ずんだ木像から不気味な呼吸音がする」という薄気味悪い調書もあり、さらに“こしえさん”という人物が頻繁に登場するのだ、と尾野は言う。
こしえさんとは一体誰なのか。何をしようとしているのか。
そしてK警察署が隠蔽する恐ろしい事実とは。
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Posted by ブクログ
【経緯について】
これはフリーライターである飯田氏(仮名)が
平成29年(2017年)に約五か月にわたって
作成・蒐集した資料を、
諸事情により筆者が再構成したものである。
文章データ以外の動画や音声データなどの書き起こしは、
筆者の手によるものである。
なお、本文中に登場する固有名詞は全て仮名であり、
アルファベットと実際の名称に関連はない。
ー本書5ページより
供述調書、音声データ、取材メモ、手記などから構成されるモキュメンタリーホラー。
上記の飯田が東京都K市在住の警察官・尾野(仮名)から、とある告発を受け、それについてオカルトライターの視点から調査するよう依頼される。
K市のとある集落Nに関連する奇妙な事象、資料。
それらを手がかりに彼らが辿り着いた真相とは。
なかなか面白かったです。
ラストがとてもよかった。これで終わりじゃないんだと言う。
これは内容を考えるとぜひ紙で読むべき。
Posted by ブクログ
警官からもたらされた、殺人を病死とする偽装報告の内部告発と異常なな内容の供述調書、それを調べることになったオカルトライターのホラー。
構成が供述調書と二人の会話、二人の一人称、新聞記事という組み合わせで、ほとんどが個人的主観の語りで積み上げられるため、他のモキュメンタリーとは違う解きにくさみたいなものがあって面白い。
赤ちゃん大の木製の塊を削いでくれという。女性、木の塊、木片、そして木片を持つと感情の歯止めが効かなくなり狂っていく。
このなぜ木片なのかが面白い、目に見える汚穢であり、宣告のようなものである。なぜは後から分かるし、切り返しのスピードが途中から一気に変わる地点があるのでだれもしない。
大好きな因習村でもあるし、村に残る村から出る、因習の後始末、スポンサーの存在などどれも無理がなく面白い。
木片を使った意味も最後にわかり、最近のホラーでよくある展開とはいえ一味違って楽しめた。
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少年・青年マンガ
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