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自分の心に正直に生きるのが,今よりずっと大変だった明治・大正・昭和時代.文学のことばは鋭く優しく壁をこわし,生きづらさを飛びこえました.与謝野晶子,森鴎外&茉莉,泉鏡花,永井荷風――手紙がSNSに変わっても,ことばで考え,思いを伝える私たちに,レトロで新しいことばの宝石が,きっとパワーを与えてくれます.
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Posted by ブクログ
キスの文化を日本に持ち込んだのは、森鴎外だったのか! 「はじめに」から抜粋。 「晶子は、恋にあこがれる乙女はみんな戦争は大嫌い、と叫びました。鴎外は、自由にものを言う人を逮捕する国は滅びる、と予言しました。鏡花は、愛のない結婚は牢獄にひとしい、と若者を無視する空しい結婚制度を刺しました。荷風は、生...続きを読むきる喜びを知る人は勝ち負け競争が空しくなる、と街の戦勝騒ぎにそっぽを向きました。茉莉は、戦争中だっていつだって、私は花とお菓子が永遠に好き、と世間に高まる同調圧力を無視しました」 毎日新聞の書評委員の持田叙子さんが、与謝野晶子、森鴎外、泉鏡花、永井荷風、森茉莉について、書いた本。名前はよく知っているが、あまりまともに読んだことがなかった文豪たち。それぞれの人間性やエピソードが書かれていて、とても身近に感じることが出来た。
昔も今もことばは自分を守る刃にもなれば、相手を傷つける刃にもなる。短文コミュニケーションが全盛の今だからこそ、日本語の美しさに目を向けるのもいいのかもしれない。
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