黙約のメス

黙約のメス

小説・文芸
1,034円 (税込)

5pt

3.0

その外科医は正義か、悪か――
肝移植手術の“やりたがり屋”
“現代の切り裂きジャック”と非難された孤高の外科医・鬼塚鋭示。
彼の目的は、名誉やエゴだったのか?
人間の尊厳を見つめる本格医療小説!

潮メディカルセンターに、肝臓・胆道・膵臓のエキスパート鬼塚鋭示医師が招聘された。これにより全国有数の脳死肝移植施設に認可された同院だったが、院内は真意の読めぬ鬼塚を巡ってぎくしゃくしていた。
そんな折、同院初の脳死肝移植が行われることに。鬼塚は直前に六十代患者への移植を中止させ、中学生に移植した。
成功を賞賛される一方、鬼塚にはある疑惑が――。

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    Posted by ブクログ

    本城正人、明治学院大学卒、スポーツ記者
    執刀するのは一昨年まで帝都大病院で准教授だった鬼塚鋭示医師である。

    この病院の肝胆膵(肝臓・胆道・膵臓)部門の責任者である梅原万之センター長が、

    移植コーディネーターとして勤務する田村美鈴が、父親のカウンセリングを行った。

    鬼塚が言おうとした「きれいな体」という言葉の意味が、美鈴にはやるせないほど理解できた。

    研修医 竹内正海の誤解

    「肝胆膵(かんたんすい)」とは、肝臓・胆道(胆嚢・胆管)・膵臓の総称です。

    三十四歳、正海より六つ年上の第二外科の坂巻千晶からだった。

    東京から唯一連れてきた田村コーディネーターが鬼塚の女だと言っているのだろう。

    器械出し看護師 椿原理央の怒り

    藤本梢恵が自転車を押しながら哄笑した。

    一番怪しいのはお喋りの江上美子だが、彼女は移植が行われた日は休みで、ドナーが出たと連絡があった前日も夕方には帰宅していた。

    「医療ジャーナリストをしている山際と言います」

    医療ジャーナリスト 山際典之の遺恨

    滝内一幸、有子夫妻は待ち合わせた羽田空港近くのホテルのラウンジに、先に来ていた。

    鷲尾緑里――来た、ドクターWから初めて折り返しの電話がかかってきた。

    UMC病院長 仙谷博の不安

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    その外科医は正義か、悪か――
    肝移植手術の“やりたがり屋”
    “現代の切り裂きジャック”と非難された孤高の外科医・鬼塚鋭示。
    彼の目的は、名誉やエゴだったのか?
    人間の尊厳を見つめる本格医療小説!

    潮メディカルセンターに、肝臓・胆道・膵臓のエキスパート鬼塚鋭示医師が招聘された。これにより全国有数の脳死肝移植施設に認可された同院だったが、院内は真意の読めぬ鬼塚を巡ってぎくしゃくしていた。
    そんな折、同院初の脳死肝移植が行われることに。鬼塚は直前に六十代患者への移植を中止させ、中学生に移植した。
    成功を賞賛される一方、鬼塚にはある疑惑が――。

    0
    2026年07月23日

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