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夢破れた男のセカンドキャリア
信じた道は、正しかったのか――
後輩ジョッキーはなぜ背信に及んだのか。
裏方に転じた彼が見た人間の業とは。
俺はコーチではない。暗路を行くジョッキーの灯火でありたい。
落馬事故が因でジョッキーを引退した河口八宏。失意のなか選んだセカンドキャリアは、現役ジョッキーに代わって騎乗馬を探すエージェントの仕事だった。
人馬の命が最優先、公正確保を信条に、最低限のアドバイスしか施さずとも、担当する松木と郡司がGIで一、二着を独占するほどの大躍進を遂げた。ところがその矢先、八宏は思いがけない事態に直面する――。
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Posted by ブクログ
今月は「風の向こうへ駆け抜けろ」に続き競馬に縁があります。
エージェント「騎乗依頼仲介者」?はじめて知りました。
河口の生き方に共感を得ます。
勝負事に人生をかける。
サラリーマンも考え方では勝負してるかもしれなが、目の前で順位が決まる競馬は特に真剣勝負である。
(本文より)
人というのは必ず誰かが見ているんだ。真面目にやっていれば、いつか誰かが認めてくれる。
日々の行動がすへてに直結する。
勝ったのは自分ではなく相手のおかげ、その気持ちがなければ信頼関係は築けない。
こちらが不義理をするから相手も不義理をしてくるのであって、信頼の積み重ねは年齢のように、人間関係の幹から太くする。
競馬は、人生の縮図であり、ゴールまで結果不明、その道中に全力を尽くす。人が馬に教えるだけではない、馬からも教わる。だからその学習は永遠に続くと言っていい。
人はもがいた分だけ成長する。
長所の近くに欠点がある。
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