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純が将来、女の子と付き合ったときのために、母親として、女性の身体を教えてあげたい。 そう語る早紀に、純は戸惑いながらも、自分を気遣ってくれる彼女の思いを受け入れ、性について教えてもらうことに。 しかしそれは、自分の中に芽生える、早紀を“母親”として慕う気持ちだけではない 別の“なにか”を意識してしまうきっかけとなり――。
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Posted by ブクログ
自分の身体を使わせようとする早紀の異様過ぎる行動に純が疑問を覚えそうになっていたけど、彼の懸念を口八丁で丸め込む早紀の手口が恐ろしい てか、ママ活アプリで一度だけ出会い、家族になってからもそう日は経っていない相手に対する早紀の接し方が本当に理解に苦しむものだね。混浴に留まらず純に自分の体を触らせてま...続きを読むすよ……。後々に根源にある動機は語られるけど、必ずしもそれだけでは無いような。ここまで来ると早紀という存在は微ホラーの領域ですな そして、もう一つの視点として気になるのは純が早紀をどう見ているのかという点 家族となったばかりという点は純も同じ。だから早紀を「ママ」と呼ぶ事は難しい。他方で彼の心を覗けば「ママ」と呼びたがっている、または呼びたいけれど呼べないといった葛藤も見えないんだよね。むしろ早紀の色香にやられて母性よりも異性を見てしまっている。なのに表面上は家族としての関係を重視しているから本人はその傾向を良いものと捉えられないと… 早紀と純の関係は危うい思惑の上に成り立っている。ここを制してくれるのはそれこそ莉子くらいなものと思っていたら、純による意外な制御が見えたね 純は早紀に異性を見そうに成っているが、それでも彼という人間の根源が求めているのは母性。だから早紀から「ごほうび」なんて蠱惑的な誘いがあっても、彼は純粋な褒美を求めてしまうわけだ。これはもしかしたら母子関係というものを真の意味では理解していないらしい早紀には随分と刺さるものと成ったような… ただ、それでも早紀の振る舞いは純に異性を意識させてしまう。この奇妙なズレは2人をどう変えさせてしまうのだろうね? 純という人間を外から見続けてきた莉子は常識を備えているから純の境遇の危うさも理解している けど、それは彼を心配する気持ちから来るものだから純の母性を求める心は否定できないと。あんな長い時間を掛けてプレゼント選びに付き合ってくれる人とかそうそう居ないよ…… その意味では純が莉子に一切異性を見てないのは少し不思議なポイントかもしれない。単純に好みの問題というわけではないだろうし 純と早紀、内面はどうあろうと社会的には母子の関係である。だから家庭外で早紀は純の母親として扱われる。体育祭へ行けば莉子の母親と親トークをカマすし、三者面談では親として教師と対面する事になる 他方で純と早紀の関係が社会的に認知されていない場所では異なる様相が表出するね。海ではしゃぐ早紀と付き合わされる純を見て母子だと思う者はそう多くないだろうね。早紀のテンションが上がって少し子供っぽく成ってしまうなら尚更 場所が家庭ではなく、社会的にも母子と認知されていないなら、2人が母子だと定義されるには言葉に依ってとなる。そんな早紀の言葉が逆に純が抱き始めている早紀に異性を見てしまう心に鈍痛を起こさせるなんてね… 普通の母子なら旅行先での宿泊なんて何の問題もない。けれどあの海辺は2人を母子と定義する要素が頼りない これは純にとって、心を揺らがせてしまう宿泊となりそうだ
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