炎帝に嫁ぎましたが、どうやら小動物だと思われているようです【完全版】

束原ミヤコ / 餅月はるか

「炎帝ジゼルハイドの花嫁になって欲しい」
婚約者もなく結婚の予定もない公爵令嬢アンネリアは、国王陛下の頼みで隣国の皇帝に嫁ぐことになった。
隣国は竜人たちの暮らす国。
竜人は人よりもずっと強い存在なのだと言われており、その中でも炎帝と呼ばれている皇帝ジゼルハイドは炎を纏った恐ろしく強い竜で、人々から恐れられている。
……でも、アンネリアの理想の男性は、体格の良くて逞しくて強い人なのだ！
炎帝ジゼルハイドはまさにアンネリアの理想通りの逞しい美丈夫だった。しかも噂とは違いアンネリアを溺愛してくる。……それはもう必要以上に優しく、慎重に。
（もしかして、私はジゼルハイド様に小動物だと思われているのではないかしら……！）
小動物として扱われていることに気づいたアンネリアと、アンネリアのことが可愛くて仕方ない竜人の皇帝の、異種族勘違いすれ違いラブコメディ。
完全版限定の書下ろしでは、ジゼルハイドとアンネリアの子ども、リアージュとの幸せな日常を収録。
※こちらは『炎帝に嫁ぎましたが、どうやら小動物だと思われているようです(1)』と『炎帝に嫁ぎましたが、どうやら小動物だと思われているようです(2)』を合冊し、書き下ろしを追加した全巻完全収録版となります。

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: クリーク・アンド・リバー社
• シリーズ: 炎帝に嫁ぎましたが、どうやら小動物だと思われているようですシリーズ
• 電子版発売日: 2024年05月02日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 7MB

[コユミ · ★★★★★]

カブトムシ

作中に幾度となく出てくるカブトムシに笑えます。クスッと笑えて、ほっこりする部分もあり、とても楽しめました。

＃笑える ＃ハッピー ＃ほのぼの

[ebiちゃん · ★★★★★]

ほんわか

しっかり者だけれど身体も小さく幼さの残る言動もあるヒロインと、立派な体躯で愛しい人を壊してしまいそうだと必要以上に過保護なヒーロー。
2人が望むように暴力も争いもない、平和で甘々な毎日。読んでいる私の心も癒されそうな物語でした。

＃ハッピー ＃ほのぼの ＃癒やされる

[maru · ★★★★★]

心優しき竜人ヒーローと、靭やかで可憐なヒロイン。
種族の違いが愉快に、時に切なく描かれていて興味深い。
二人のやり取りも相まってとても可愛らしい内容なのに、時折顔を覗かせる艶めいた雰囲気にドキドキしちゃう。
過去と現在。全ての出逢いに、全ての行動に意味がある。
後日談も良かった。素敵な物語でした。