NHKまんがで読む古典 デジタル版 4 枕草子（下）

面堂かずき

ナゴンちゃんこと清少納言が、後宮生活を活き活きと描きました。大好きな中宮・定子（ていし）様の兄である伊周（これちか）様が政変に巻き込まれ、後宮もわびしい雰囲気に。清少納言は、楽しかった後宮のあれやこれやを思い出して草子（ノート）に書きつづりました。日本を代表する随筆が、親しみを持って読める人気作です！ NHKで昭和63年から平成元年にかけて放送された「まんがで読む古典」をもとに企画・構成されたコミックスで、ホーム社漫画文庫から2006年に刊行されたヒットシリーズの電子版です。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: 集英社
• 電子版発売日: 2024年05月23日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 85MB

[ブクログ · ★★★★★]

【要約】平安時代の生活のことや日常のことなどがマンガになっていた。
《感想》枕草子のイメージが変わり読んでよかった。

[ブクログ · ★★★★★]

小学生の頃、誕生日に母が買ってくれました。枕草子を解りやすく漫画として描いたもので、私の場合この本がきっかけとなって古典作品を読むようになりました。古典を読んでみたいけど…という方にオススメしたい逸品です。

[ブクログ · ★★★★☆]

まずこれを楽しむ際に必要な方は古典常識をしっかりと弁えていると言うこと。
全く異世界である宮中の文学の背景を知っているからこそわかる登場人物の心情、行動などをつかめるものがある。

清少納言の思い切りのいい性格や、定子様にお仕えすると言う立場でありながらも、肝胆相照らす仲睦まじい二人の関係が見どころである。

[ブクログ · ★★★☆☆]

現代に例えると清少納言のブログマンガ。
柔らかい絵だがちゃんと権力闘争の経緯も描写。
憧れの人たちが全員超絶美形！

[ブクログ · ★★★★☆]

言わずと知れた枕草子のコミック。ずいぶん昔に単行本があったが、かなりの年月を経て文庫化。小中学生が読むのには良いという意見もあるのかも知れないが、あまりにも口調が砕け過ぎていて、あまりにもおふざけが過ぎているという感も否めない。画調も荒っぽい感じがしていたが、デビュー作だったと知って納得。藤原伊周はあまり善人とは言えない人物だったようだが、このマンガでは実直な美青年だ。清少納言がした事は書かれていたが、息子の事は触れず。それは、定子についてもそうなのだが…。それは子供向けのマンガだからという事だろうか。