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生きる道をどう見いだすか。先人たちの知恵に耳を傾け、考える
■ご注意ください■
※電子版では権利処理の都合上、一部コンテンツやコーナーを掲載していない場合があります。ご了承ください。
■今号のテーマ
『星の王子さま』『銀河鉄道の夜』から『ハリー・ポッター』『すずめの戸締まり』まで。傑作ファンタジーは「真理」「善悪」「救い」「不条理」「生と死」など、人が生きていく際に必ず直面するテーマをどう描いてきたのか。その世界観を読み解き、誰もが宿している普遍的な宗教心を感じ直す。
■講師:中村圭志
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Posted by ブクログ
Eテレ「こころの時代」という、普段なら絶対に見ない番組のテキスト本。4月から9月に放送されてたらしいが、気づいたのは最終回の再放送翌日(笑)。でも、本屋で見て、テーマに興味があったので購入した。買って良かった!
全6回の放送で、
①星の王子さま
②蜘蛛の糸
③ムーミン
④銀河鉄道の夜
⑤ナルニア国物語&ゲド戦記&ハリー・ポッター
⑥火の鳥&風の谷のナウシカ
ちなみに私は、③だけは「ムーミン谷の彗星」しか読んでないしアニメも見てないので全然思い入れが無い!
それ以外は全て読んだし、映像作品で見られるものは全て見た。(特に「火の鳥」はほぼパーフェクト)
著者は1958年生まれ。東大出身の宗教学者です。ファンタジー文学を『気づきを得る文学』と定義することで、作家の人生の歩みや時代とどう関わったのかという視点も汲み取りつつ、宗教的にどう読み解いたらよいのかを丁寧に解き明かしています。
従って、“「蜘蛛の糸」ってファンタジーに入れていいの?”という疑問にも丁寧に答えています。
以前から私が考えていた事を分かりやすく説明してくれていて、とても納得のいく所がたくさんありました。読んで良かったです。
お堅い学者が宗教的な講義や布教のための話をするのとは全く違います。特に好感を持ったのは、「風の谷のナウシカ」を、きちんとアニメ版・漫画版、全くの別物として扱い、漫画版を主に据えている事。「ハリー・ポッター」もきちんと全巻通した通話として扱って論じています。大切な事だと思います。
【余談】
とっても気に入ったのに⭐︎が4つなのは“値段が高いから!”です。(定価1100円)。NHKのテキストってこんなに高くなったのね。
年末にまとめて再放送しないかな。
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