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交代人格(多重人格)、自分が誰だかわからなくなる健忘、現実感覚の喪失と自傷など、多彩な症状を呈する解離性障害は、近年急速に注目を集めている。本書は、数多くの事例をもとに、症状の現われ方からその理解の仕方、治療法までを幅広く解説する。解離をめぐるトピックスや最先端の治療スタイルについて紹介したコラムなど、幅広い視点から「解離性障害」にスポットを当てる。患者さんとそのご家族だけでなく、治療に関わるスタッフと専門家、すべての臨床家にも読んで欲しい一冊。
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Posted by ブクログ
統合失調症や人格障害に比べ、馴染みのない解離性障害
その性質を実際の症例を基にした事例形式で分かりやすく解説していく。
特に役に立ったのは、統合失調症との対比で、解離性障害の原因と症状が鮮やかに示されていた。
非常にざっくりだが、その人内部の分裂が解離性障害、外部の認識の分裂が統合失調症
また、解離性障害に伴う行動としてリストカットを取り上げていたのも勉強になった。自己嫌悪以外の情から行う場合を想定していなかったため、理解を深めなければなぁ、と思った。
本書を読み終え、ふと考えてみると、「分裂病の少女の書記」の症状は、統合失調症ではなく、解離性障害の極北だったのではないかというか、発見、疑問が生まれた。
心理学の新しいフレームを得られて良かったと思う。
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