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【私と暮らしていて幸せなんですか?】「二人きりになっても何もしないでください」と、心とはうらはらな言葉で始まった同棲生活。それは婚約者がいる神楽に対しての佐代のせめてもの線引きだった。二人の日々は穏やかで、楽しい。一緒に買い物に行き、神楽の好みの料理を作る。時には仕事の話を真剣にしたり、家族や生い立ちの話をしたりもする。まるでふつうの同棲カップルのように。けれどふとした瞬間に神楽の婚約者の存在が心によぎる。恋情に流されそうになりながら、罪悪感にも苛む佐代はもうどうしたらいいのかわからなくなっていた…。分冊版28~30収録

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    440円 (税込)
    308円 (税込) 12月13日まで
    大手広告代理店で働くデザイナーの渡瀬佐代は、身に覚えのない上司との不倫を告発する怪文書をばらまかれ退職を余儀なくされてしまう。そんな時、佐代は新進のデザイン集団<アンロック>のCCOの橘修人からヘッドハンティングを受ける。返事で転職を決めた佐代だが、オフィスで会ったCEOの神楽総二郎は佐代の顔を見るなり「この女はうちに相応しくない。帰れ」と嫌悪感をあらわにする。橘の口添えで入社を許可された佐代に神楽は無理難題を押し付けてきた。なんとか神楽に認められようと懸命に働く佐代だったが、佐代を見る神楽の瞳の奥には憎しみと悲しみが宿っていた…。次第に距離が近づく佐代と神楽。神楽が時折見せる優しさに佐代は少しずつ神楽に惹かれていく。しかしその優しさすら神楽の「罠」だった。佐代が手に入れようともがく「愛」は、「偽りの愛」だった。神楽が抱く「憎しみ」とは? そして佐代もまた、長い間「心の重し」を抱いてきた。二人が心に抱くものが交差するとき、本物の愛憎劇がはじまる――。謎に包まれた復讐と純愛の物語。 ※分冊版1~3収録
  • unlock : 2
    期間限定無料版あり
    440円 (税込)
    308円 (税込) 12月13日まで
    【まさかのキス!?その真意は…!?】大手広告代理店で働いていたデザイナーの渡瀬佐代は、身に覚えのない上司との不倫を告発する怪文書をばらまかれ退職を余儀なくされてしまう。そんな時、佐代は新進のデザイン集団<アンロック>のCCOの橘修人からヘッドハンティングを受ける。しかしオフィスで会った<アンロック>CEOの神楽総二郎は佐代の顔を見るなり「この女はうちに相応しくない。帰れ」と嫌悪感をあらわにした。神楽の無理難題をクリアして<アンロック>で正式に働き始めた佐代だったが、相変わらず神楽は佐代を拒絶する姿勢。そんな中、橘のはからいで佐代は神楽とペアを組んで一つの案件に取り組むことになった。新しい案件はマッチングアプリの広告。恋愛経験のほとんどない佐代は自らアプリを利用して見知らぬ男に会ってみることにする。男の欲望むきだしの行動に戸惑う佐代に救いの手を差し伸べたのは…!? また、その後合流した佐代・神楽・橘は3人で食事に向かうが、その店で神楽が佐代に対して思わぬ行動に出る。すっかり翻弄され動揺してしまう佐代だったが…。 ※分冊版4~6収録
  • unlock : 3
    期間限定無料版あり
    440円 (税込)
    308円 (税込) 12月13日まで
    【神楽社長が見合い!?激しく揺さぶられる佐代の心…】大手広告代理店から神楽総二郎がCEOを務める<アンロック>に転職したデザイナーの佐代。初対面から神楽は佐代に嫌悪感を露わにしあからさまに嫌っているが、仕事のパートナーとしての相性は抜群だった。神楽に唐突に唇を奪われ混乱する佐代だったが、いつしか神楽を目で追い、神楽と親しく話す女性を見てはもやもやした気持ちを持て余していた。ある日、佐代をヘッドハンティングしたCCOの橘修人と神楽、先輩デザイナーの風見と佐代の4人で仕事の視察を兼ねてアミューズメント施設に遊びに出かける。遊び慣れていない佐代をフォローし女の子扱いもしてくれる優しい橘といることに心地よさを感じる佐代だったが、そんな佐代を神楽は橘に気取られないよう翻弄する。翌日になっても動揺が収まらない佐代に神楽は婚約者に会うと言い出し驚かせる。「金曜8時、帝国ホテルだから」。余裕ある笑みを浮かべて言う神楽に「自分には関係ない」と言い聞かせる佐代だったが、心は激しく揺さぶられていた…。※分冊版7~9収録
  • unlock : 4
    440円 (税込)
    【「奪ってでも、あなたが欲しい」】 居ても立っても居られず、神楽が見合いをするというホテルに駆けつけた佐代。そこで神楽は佐代をホテルの一室に連れ込んだ。神楽は自分と見合い相手の関係を壊したくて来たんだろう、と言い、激しいキスを浴びせながら佐代を組み敷く。ここで逃げなければもう後戻りはできなくなる…そうわかりながらも佐代は逃げられない。逃げたくなかった。もっと欲しいとすら思っていた。そしてついに佐代の口から溢れた「好き」という言葉。言ってしまってからはもう、歯止めはきかなかった…。一方で神楽の想いと真意は…!? 佐代との出会いから、ホテルでの一夜までが神楽視点で描かれ、神楽が背負う思い十字架、佐代に対する想い、そして佐代を手に入れたホテルでの見合いの真相が描きだされる。少しずつ謎が紐解かれ始める第4巻。 ※分冊版10~12収録
  • unlock : 5
    440円 (税込)
    【「こういうこと、して欲しいんだろ?」】ついに明かされた神楽家の惨劇と佐代との因縁。その惨劇は、いまだに神楽の夢の中で再現され彼を苦しめていた。「許すなんてできない…」とつぶやく神楽。一方でホテルでの一夜以来、神楽のことばかり考えてしまう佐代。そんな佐代に対して神楽は、メールでも済むような内容のミーティングで佐代を個室に呼び出すようになる。困惑しつつ、もっと一緒にいたい、話したいと思ってしまう佐代。そんな佐代を見透かすように食事に誘い出す神楽。それが二度続いたあと、佐代はとあることをきっかけに神楽のマンションを訪れることになる。当たり前のようにシャワーを促す神楽とその先に起こることへの戸惑いと期待に揺れる佐代。佐代は神楽の本意をよそに沼にはまるようにのめり込んでいく。二人の愛憎劇はどこに向かっていくのか…。 ※分冊版13~15収録
  • unlock : 6
    440円 (税込)
    【堕ちていく。底の無い深い沼へ】神楽に抱かれることを期待し、想いを抑えることができない佐代。佐代は親友の瑞樹に神楽との関係を告白する。瑞樹は佐代の遅れて来た初恋を祝福すると同時に、神楽に婚約者がいることを知ると浮かれている佐代をたしなめてセフレとして扱われていると指摘する。そして神楽の手のひらを返したような態度をいぶかしむ。そんな瑞樹に背中を押される形で、神楽に対して婚約者との関係はその後どうなったのか問いただす佐代。結婚は断った、もうあの人は関係ないと言ってくれることを期待していた。ところが神楽の答えは「どうもしない」。神楽は過去の惨劇、その復讐のために佐代を弄んでいるだけだった。それを知らない佐代は「そんな関係は無理だ」と声を荒げるが、神楽が冷たく言い放った一言とは――!? ※分冊版16~18収録
  • unlock : 7
    440円 (税込)
    【私だけが好きで、私だけが辛い。】 神楽に抱かれ、食事を共にし、神楽の笑顔にときめく。婚約者の影に後ろめたさを感じながらも、恋にのめり込んでいく佐代。神楽の“想い”も欲しい、そう願ったが神楽は佐代に「人を好きになったことはない」と言い放つ。ほんのひとときの幸せな時間は一瞬のうちに崩れ去り、佐代は胸を痛めながらも仕事に勤しんでいた。そんな時、佐代は橘と2人でミーティングをする。仕事の話の端々に登場する神楽の名前にいちいち胸をえぐられながらも、橘とのやりとりで少しずついつもの調子を取り戻しつつあった佐代。しかしそれでも佐代は知らず知らずのうちに涙を流していた…。橘は佐代を慰めながらも、佐代と神楽の関係について追及してきて――!? ※分冊版19~21収録
  • unlock : 8
    440円 (税込)
    【どうして私を守ったんですか?】神楽に抱かれ、のめり込んでいく佐代に対して「人を好きになったことはない」と言い放った神楽。「そんな関係は無理」と胸を痛めながら距離を置いた佐代だったが、仕事は常に二人を接近させる。佐代と神楽は飲料水のCM撮影のために山岳ロケに向かう。CM撮影は無事終わり、ほっとしたのもつかの間。登山道を下山中に佐代は何者かに突き落とされる。瞬時に佐代を守った神楽だったが、ふたりは一緒に滑落してしまう。気づいたときには佐代は軽症だったもの、神楽は大怪我を負っていた。利き手を手術し、入院することになった神楽に責任を感じた佐代はお世話を申し出る。そんなある日、佐代が神楽の世話をする病室に現れたのは神楽の婚約者・冴子だった――。 ※分冊版22~24収録
  • unlock : 9
    440円 (税込)
    【「お前、もう帰るな」】駒ケ岳のロケと滑落事故後、神楽は無事手術を終え退院。CMのサンプルも上がってきたが、佐代は満足がいかず、新たに神楽の協力を得て空撮に挑む。そんな風に仕事に没頭する一方で、佐代は神楽の「お世話」を続けていた。神楽が帰宅する前に神楽の家に行き、夕飯を作る。ある日、いつものように夕食を作っていると思いがけず神楽が速く帰宅し、居合わせてしまう。慌てて去ろうとする佐代に神楽は夕飯を一緒に食べようと言う。そんな中、佐代は数日前に夜道で不審者に追われたことを口を滑らせてしまう。それを聞いた神楽は心配だからしばらく自分の家で暮らせ、と言い出す。婚約者がいる神楽の家で共に暮らすという罪悪感と、人知れず踊る心に佐代は戸惑いを隠せないが…!? ※分冊版25~27収録
  • unlock : 10
    440円 (税込)
    【私と暮らしていて幸せなんですか?】「二人きりになっても何もしないでください」と、心とはうらはらな言葉で始まった同棲生活。それは婚約者がいる神楽に対しての佐代のせめてもの線引きだった。二人の日々は穏やかで、楽しい。一緒に買い物に行き、神楽の好みの料理を作る。時には仕事の話を真剣にしたり、家族や生い立ちの話をしたりもする。まるでふつうの同棲カップルのように。けれどふとした瞬間に神楽の婚約者の存在が心によぎる。恋情に流されそうになりながら、罪悪感にも苛む佐代はもうどうしたらいいのかわからなくなっていた…。分冊版28~30収録
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    440円 (税込)
    【渡瀬がたまらなく好きだから】一見ふつうの同棲カップルのように心を通わせてきた佐代と神楽だったが、この生活には神楽の怪我が治るまでというタイムリミットつきのもの。そしてその時はやってきた。手が使えるようになった神楽を目の当たりにした佐代は「私、もう要らないですよね」と家を出ていく支度を始める。そんな佐代を神楽は引き止め、なぜ止めるのかと問う佐代に対して、絞り出すように「渡瀬が好きだ」と封印してきた思いを言葉にして告げる。冷たくされても、傷つけられても、それでも待っていた言葉。お互いが堰き止めていた思いが通じ、愛し合う2人。しかしそんなある夜、神楽の携帯電話が鳴る。電話の相手は冴子――神楽の「婚約者」だった。分冊版31~33収録
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    440円 (税込)
    【時は戻って、神楽視点】まだ佐代を貶めようとしていた頃の神楽。佐代が自分に溺れているのを知りながら、復讐のために佐代を抱き、弄んでいた頃。婚約者がいる自分とのセフレのような関係は無理だと佐代に頬をはたかれた神楽は、冷酷に徹してきたはずの己の心が揺れていることに気づいてしまう。神楽とは距離を置き仕事に勤しむ佐代と図らずも飲料水のCMでタッグを組むことになったある日のこと。とあるセミナーに講師として参加した神楽は、佐代が怪文書による不倫疑惑で退職することになった前職の、まさに不倫相手とされた男が部下の女性にセクハラ行為をしているところを目撃する。さらりと間に入って助けた神楽に、その女性は佐代が辞めることになった真相と、佐代の本当の姿を告げるのだった。それを聞いた神楽は――!? 分冊版34~36収録
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    440円 (税込)
    【許されないことだと、分かっている】駒ケ岳ロケでの怪我で入院中の神楽は手術を受けた。手術は無事成功するが、神楽は術後せん妄に悩まされることになる。母を死なせ、兄の圭一の足を奪ったあの事故の原因となった女を、その娘を恨み憎しみ続けることが神楽と圭一、そして幼馴染の冴子の3人の絆だった。ところが神楽は父の不倫相手の娘・佐代を深く愛してしまったのだ。その断ち切れない愛と圭一への負い目で、次第に神楽の心は蝕まれていく。カウンセリングを受けながら退院した神楽は毎夜悪夢に苛まされるが、佐代の前では普段通りの姿を装い続ける。利き手が使えない神楽の「お世話」と称した食事作りからはじまり、神楽と佐代は同棲生活をスタートさせることになるが…。分冊版37~39収録
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    440円 (税込)
    【指輪が、欲しいです】ある日、高校時代の友人の結婚報告で仲良しグループが集まることになった。神楽を好きになったばかりのころ、とまどう佐代を励まし、アドバイスをくれた瑞樹もグループの一人。ところが行ってみると瑞樹が来ていない。佐代が友人に尋ねると、最近ホテルの前で泣きながら男にすがる瑞樹を見かけた、という。夜遅く友人たちとの食事会から帰宅すると、神楽の部屋からうなされる声が聞こえてくる。思わず声をかける佐代に「気分が悪かっただけ、大丈夫」とほほ笑む神楽。神楽は佐代から見えないところで苦しみながらも、一見二人は幸せだった。神楽にクリスマスに欲しいものは?と聞かれた佐代は遠慮がちに「指輪が欲しい」と答える。イブの日まで出張に出かけた神楽をマンションで待ちながらクリスマスの飾りつけに勤しむ佐代。と、そこにインターフォンが響く。ドアを開けて入ってきたのは神楽ではなく、神楽と似た面影を持つ別の男だった。つまりそれは―――。分冊版40~42収録
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    続巻入荷
    440円 (税込)
    【これ以上、あなたを苦しめたくない】クリスマスイブの夜、佐代が神楽の帰りを待つマンションに押し入ってきたのは神楽の兄、圭一だった。圭一は神楽が佐代には言えずにいた、神楽家と渡瀬家の因縁をすべて佐代にぶちまける。佐代の人生の中で起こってきた不幸はすべて圭一が仕組んだことだった。前職の大手広告代理店での怪文書や不倫疑惑、さらには山での滑落事故でさえも。しかも山の事故の実行犯は佐代がよく知る人物で…。全てを知り、圭一の義足を目の当たりにして佐代は絶望の中で悟る。「許されるわけがない」と。そんな中、何も知らない神楽が帰宅する。佐代の手料理をふたりで微笑みながら食べるクリスマスイブ。そして神楽は佐代に指輪を差し出し、プロポーズする。しかしすべてを知ってしまった佐代は――!? 分冊版43~45収録

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