「最弱」徳川家臣団の天下取り

「最弱」徳川家臣団の天下取り

1,100円 (税込)

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※本書はリフロー型の電子書籍です

【最弱家臣団が考えた「弱くても勝つ」方法】

なぜ徳川家臣団は最強組織になったのか

幼少期から人質となるなど苦難の連続だった家康を支え続けた家臣たちは、最終的に徳川家が天下を統一したことから「最強の家臣団」と語られる場合もままある。
しかし、家康と家臣たちとの関係は、必ずしも最初から良好ではなく、三河一向一揆の際には、家臣の約半数が寝返ったほどだった。
むしろ、家康と徳川家臣団は、きわめて脆弱な間柄だったともいえる。
本書は、そのような主従が戦国の荒波を乗り越えることによって、いかにして人間的にも軍事的にも、そして統治者としても成長を重ね、最終的に「徳川の天下」を築くに至ったのかをつづったものである。
ぜひ、本書を通じて、家康とその家臣たちの等身大の姿に目を向けてほしい。

〈本書の内容〉
■第一章 「信」で繋がった家臣たちの苦悩
■第二章 主従一体となった独立への道
■第三章 一武将としての足場を確立する
■第四章 忍耐で結束を固めた経営戦略
■第五章 一大名から天下人への歩み
■第六章 戦闘集団から政治家集団への脱皮
■第七章 異能のプロフェッショナル集団
■第八章 国家運営の礎を築く
■終 章 徳川家康のリーダー論

〈プロフィール〉
矢部健太郎(やべ・けんたろう) 監修
歴史学者。1972年、東京都に生まれる。2004年、國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期終了、博士(歴史学)。防衛大学校人文社会科学群専任講師を経て、現在、國學院大學文学部史学科教授。専門分野は日本中世史、戦国・織豊期の政治史・制度史・公武関係史。おもな著書に『豊臣政権の支配秩序と朝廷』『関ヶ原合戦と石田三成』(以上、吉川弘文館)、『関白秀次の切腹』(KADOKAWA)などがある。
小野雅彦(おの・まさひこ) 著
作家。1973年、秋田県生まれ。明治学院大学法学部法律学科卒業。雑誌などの編集部を経て、歴史関係の雑誌を制作する編集会社に入社。在籍時から戦国時代や幕末など、日本史にまつわる記事を中心に雑誌やムックなどで歴史関係の著述業を開始し、2012年に独立。著書に『なぜ家康の家臣団は最強組織になったのか 徳川幕府に学ぶ絶対勝てる組織論』(竹書房新書)がある。

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