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『映画 × 写真』の第2弾 「映画」の中に登場する「写真」が引き起こす謎と魅力に迫ります!」
本書は、『映画 × 写真』の第2弾です。今回は、ヒッチコックの名作「裏窓」からクリストファー・ノーラン監督の「メメント」、韓国映画の「J S A」、日本映画の「砂の女」など世界各地の名作12作品を選定。なぜこれらの映画が深く記憶に残るのか。スリリングでミステリアスな映画に仕組まれていたのはまたも<写真>だった。監督たちの見事な映像センス。今回も「映画」の中に登場する「写真」が引き起こす謎と魅力に迫ります!
【目次】
はじめに
『裏窓』— 主人公を職業カメラマンに仕立てたヒッチコック流映像術
『メメント』 — 記憶にシンクロさせたポラロイド写真の仕掛け
『去年マリエンバードで』— 「起源としての現実が存在しない」驚くべき映画
『砂の女』— 砂丘で無限地獄にはまったカメラを持った男の絶望と希望
『8月のクリスマス』— 微笑みの「遺影」と奇蹟の瞬間
『たまゆらの女』—高速鉄道と写真が揺さぶった中国詩人の伝統的世界
『ソラリス』 — 「複製」を巡る宇宙的で秘儀的な映像作品
『クラッシュ』 — 〈愛に満ちた精神病理学〉と写真コレクション
『シティ・オブ・ゴッド』— 少年ギャング団の公式カメラマンが撮ったスクープ写真
『キリング・フィールド』— クメール・ルージュ幹部が隠し持っていた「家族写真」
『JSA』— エンディングに埋め込まれた一枚の写真の衝撃波
『地雷を踏んだらサヨウナラ』— 一ノ瀬泰造がアンコー ルワットに向かった真の理由
あとがき
【著者】
加藤正樹
1960年 愛知県・長久手生まれ。青山学院英米文学科卒。編集プロダクションの松岡正剛事務所入所。『情報の歴史』(NTT出版)などに携わる。
1990年 美術洋書、写真集、ファッション・デザイン書洋雑誌などをリースするアートバード・ブックス(ART BIRD BOOKS)
を東京・勝どきで設立。1992年 中目黒駅前にて洋書アートブック専門店アートバード・ブックスをオープン。主に絶版写真集やアートブックを中心に取り扱う。2009年、東京都の山手通り拡張事業による店舗立ち退き要請を機に閉店。2012年 代官山蔦屋書店にてブックコンシェルジュとして勤務。2021年帰郷し、介護の傍らプロジェクトを構想中
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