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金寺さんと向き合うにつれ、恋にマニュアルがないことを痛感していく夏目くん。あふれる感情を持てあましながら、はじめて彼が自らの言葉で紡ぐ《ラブ》の形は……。シュールでキュートなラブコメディ、ここに完結。
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Posted by ブクログ
ぐあぁぁあっ、まさか、この(2)で完結とは!? 個人的には、かなり、胸をキュンキュンさせられてたんだが!! このレベルに達しているラブコメでも、(2)で終わってしまうとは、やはり、恋愛漫画と言うリングで殴り合い、勝ち続けるのは容易な事じゃないらしい。 いや、でも、ホントに残念でならない。一ファンとし...続きを読むて、責任を感じてしまう。 私が、もっと、(1)の感想を書いた時に、魅力を、未読の漫画読みに伝える事が出来ていたら、せめて、(5)くらいまでは出せたんじゃなかろうか。 未だ、小説家としてデビューが出来ていない私ごときの感想が良かろうが悪かろうが、漫画の売り上げには関係ない、と頭じゃ分かっていても、(1)の感想は何が悪かったのか、と生真面目に考えてしまう。 まぁ、反省は後にするとして、この(2)は、私的に、最高であった、それはちゃんと訴えておきたい。 タイトル回収って表現は違うのかも知れないけど、このタイトルをここで活かしてくるか、と唸らされるラストだった。やはり、シンプル・イズ・ザ・ベストか、世の中。 夏目くんの精神的な成長と、金寺さんの気持ちの変化、それをさの先生は繊細かつ絶妙に描いてくれており、応援したいって気持ちにさせてくれた。 こっから、夏目くんと金寺さんのお付き合いは始まるんだが、きっと、色々と起きて、金寺さんは悩み、夏目くんは気付き、そして、二人で思っている事をそれぞれの言葉で伝え合い、互いのスタンスやペースを尊重しながら、幸せに向かっていく、と信じたい。 この台詞を引用に選んだのは、これしかない、と強く思ったから。 帯にも書かれているが、ほんと、ベタ。 でも、ベタってのは、多くの人が理屈抜きで、グッと来てしまうからこそ、最強。 このベタを使いこなせてこそ、漫画家は一つ上のステージに行けるんじゃなかろうか。 さの先生の次回作、期待に胸を膨らませ、待ち構えております。 「僕と・・・僕と、僕とつきあってください」 「・・・・・・はい」(by夏目くん、金寺さん)
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