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『見惚れる』『圧倒される』『中毒性がある』『心奪われる』
彼女の描いた絵を見た誰もが抱く感想の数々は、
画家を志す高校生の俺にとって、喉から手が出るほど欲しいものだった。
何を描かせても“天才”と称される、芸術少女・柏崎侑里。
「ただ顔を見に来ただけ。絵は、描きたいときにしか描かない」
一番近くて一番遠い場所にいる、俺の幼馴染だ。
ある日から絵を描かなくなった彼女の影を追い、俺は絵筆を振るい続ける。
「何度だって描いてやる。才能を言い訳に、諦めたりはしない」
侑里に再び絵を描かせ、俺の絵で彼女を見返す、その日まで。
これは、青春を絵筆に捧げた凡人が“天才”に挑む物語だ。
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Posted by ブクログ
1冊。
天才JK芸術家が、でも普通にギャルJKで、そこが新鮮だった。また超絶美人のJkモデル先輩が自信の固まりの人であり、自身の行動で主人公を奮い立たせてくれる、とてもイイ女だった。この二人が強すぎて詩子が惨め、と思ったがやはり最後は愛が勝つのね。
でもでも、この1冊終了後の主人公を巡る争奪戦がそら恐ろしいです。
ラスト近くの顧問の教師のセリフがこの話の将来に暗雲を予感させる。サブタイトル「天才の描く世界を凡人が塗りかえる方法」への私見は天才を潰す方法、ということもあるんじゃなかろうか?もちろん主人公が思っているように凡人が努力で天才を追い越すことを目指す、ということもあるんだろうが。
侑里は自由奔放で強く見えるけど、内面の想いはほとんど開かせれておらず、「天才」故の危うさも感じた。菅原楓先輩は別種の「天才」なんだろう。いつか三人で『ボクらの時代』に出たら良いね。
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