潮風テーブル
  • 完結

潮風テーブル

小説・文芸
814円 (税込)

4pt

4.3

守りたい居場所が、ここにある――

海果は、この夏最大のピンチを迎えていた。台風で家が大きな被害を受けた上、近所にパスタのチェーン店ができたのだ。端物の魚介類や、地元産の形が不揃いの野菜を使って原価を抑えても安さで負ける。落ち込む海果だが、相棒・愛の機転で新しい看板メニューが誕生。やがて、2軒の店をめぐる事態は思わぬ展開に……。葉山の海辺にある料理店を舞台に、素朴で実直な海果を取り巻く人間模様を描く。潮風が吹き抜ける感動の物語。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    潮風シリーズ
  • タイトルID
    :
    20037049
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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潮風シリーズ の一覧

全5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 潮風キッチン
    完結
    770円 (税込)
    突然小さなお店を経営することになった海果だが、奮闘むなしく店は閑古鳥。そんなある日、ちょっぴり生意気そうな女の子に出会う。「人生の戦力外通知」をされた人々の再生を、温かなまなざしで描く物語。
  • 潮風メニュー
    完結
    814円 (税込)
    海果が一人で始めた小さな海辺の食堂は、その日の朝にとれたての魚介類と、地元の野菜を使ったシーフード料理が大好評。人気俳優の慎がロケに使った店ということも相まって、軌道に乗り始める。しかし、母が残していった借金完済までにはまだまだ道のりは遠い。そんな中、この店ごと買い取ってサーフィンショップにしたいと言う人が現れる。店の存続のピンチに、海果は気が休まることはない。そして、海果の相棒で、しっかり者の愛は、映画に出演し、初恋の予感!? 迷子のサバトラの子猫も店の一員となり、海果の周囲でさまざまな人生が動きはじめる――。誰にでも居場所があり、がんばっている人の背中は、きっと誰かが見ている。温かなまなざしと希望にあふれた再生の物語。
  • 潮風テーブル
    完結
    814円 (税込)
    守りたい居場所が、ここにある―― 海果は、この夏最大のピンチを迎えていた。台風で家が大きな被害を受けた上、近所にパスタのチェーン店ができたのだ。端物の魚介類や、地元産の形が不揃いの野菜を使って原価を抑えても安さで負ける。落ち込む海果だが、相棒・愛の機転で新しい看板メニューが誕生。やがて、2軒の店をめぐる事態は思わぬ展開に……。葉山の海辺にある料理店を舞台に、素朴で実直な海果を取り巻く人間模様を描く。潮風が吹き抜ける感動の物語。
  • 潮風マルシェ
    完結
    836円 (税込)
    ここが、私たちの大切な居場所。 海辺の町に春がやってきた。小さな料理店のオーナーである海果が考えた、ワカメや春キャベツを使った新メニューは大好評。店を訪れる顔なじみにもそれぞれ転機が訪れているようだ。そんな中、妹分である愛のアイディアで朝市をやることに。新鮮な魚介類と土付きの三浦野菜は飛ぶように売れていく。だが、思わぬ事態が起きて――。魚も野 菜も人も、見栄えで選ばれる今、本当に大切なものは何か? 温かな気持ちが満ちる感動の物語。
  • 潮風サラダ
    完結
    946円 (税込)
    近所のファミレスに対抗すべく、小さな料理店の店長・海果は日々奮闘している。近々〈湘南グルメ番付〉サイトがオープンすると知り、PRになるかもと張り切る日々だ。そんな中、妹分の愛はその漫画愛を編集部に見込まれ、人気雑誌のご意見番に抜擢される。だが、それが予想を超えた展開に……。そして、店に集う人たちも、それぞれの新しい一歩を踏み出していく。人生で本当に大切なものは何かを問いかける、感動のシリーズ完結編!

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潮風テーブル のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    【あらすじ】
     海果の店の近くに、大手チェーンが経営するパスタ専門店がオープン。
     台風で家の壁が損傷を受け、その修繕費も用意しなければならないのに、売り上げに影響が出始める。
     一方で、野球選手として復帰するためのトレーニングを開始した一郎も、自分の進むべき道に迷いがあるようで。
     葉山を舞台に描かれる湘南キッチンシリーズ第三弾。

    【感想】
     今回は、STORY STORY YOKOHAMAさんから、特典付きのサイン本をお取り寄せ。
     この湘南キッチンシリーズはお気に入りで、本棚に並べておきたいので、サイン本で欲しかったのです。
     直接サインをいただいたこともあるのですけれどね(^^;;
     もともと喜多嶋さんの作品はメッセージ性の強いものが多いのですが、このシリーズは、かなり直球のストレート。
     何を恥ずかしいと思うか、何を誇りに思うか。それは人それぞれだとは思います。
     けど、私は喜多嶋さんが描く登場人物たちのように、自分に恥ずかしくないよう、背筋を伸ばして、自分の足で一歩一歩地面を踏み締めて、生きていきたい。
     このシリーズでは、1冊目から、貧困差や企業や政治家の不正問題を取り上げていて、今、何を考えるべきか、何を恥じるべきかということについて、考えさせられます。
     私は10代の頃に、喜多嶋さんの小説から「人生の流儀」という言葉を教わりました。
     人生は長く曲がりくねった道だけど、その道を歩く、自分の生きる流儀を決めるのは自分自身。
     哲学とか、政治とか、そんな難しい分野でなくても、身近なところから、考えることは出来ます。
     本作もそんなことを教えてくれる1冊になっていると思います。

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    海果と愛が貧困から抜け出すのはいつだろうと思いながら読みました。
    誰も妬まず、羨まず、ひたむきに生きることは美しいと改めて感じました。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    シリーズものと気づかずこちらの本から読みましたが、特に不都合ありませんでした。
    独特の文体に慣れない部分もありましたが、真面目で懸命に生きていく主人公たちの姿が眩しかったです。

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今Melody Fairを聴きながら感想を書いています。
    目を閉じると海果と愛の笑い声が聞こえてくるような気がします。

    この小説は1本のCommercial FilmのようでありLong Movieのようでもあります。
    カメラワークを多彩に切り替え、読者を小説の中へ引きこむマジックを使う、著者、喜多嶋ディレクターが生み出す多彩な映像やセリフ、そしてコピーライティング。
    それらが重なりあった素朴な料理の様でもあり、不思議なカクテルのようでもある小説です。

    飽食の時代に、読者自身が自分を振り返り、警鐘に気づくような作品になっています。
    ※気づけない人もいますけど・・個人差ですから・・
    私は本書を読み進めるにあたって、5回泣きました。
    何処で泣いたか?、この本を手に取った皆さんと同じか否かはわかりませんが、何気ない平凡さ、その平凡を手に入れる事ですら必死に生きて、やっと手入れる幸、そんな、幸せを感じられるような作品に仕上がっています。
    ただ、読者の心を少しだけえぐり取る結果になるかもしれません。
    私はこれで、泣いてしまったのですけどね。

    さて、潮風シリーズの根底にあるのは、貧困と富裕のギャップ。
    日本でもそれは必ず存在しているという事。
    富裕層はそれを理解する事。
    貧困層と書くのははばかられますが、貧困層は前を向いて生きている限り、困った時には必ず助けてくれる人がいるということ。
    助けてもらう事は恥ではなく、前を向いて一生懸命に生きている限り、それは美しく、そして必ず幸せになれるという事。
    だから、何事もあきらめてほしくないというメッセージも込められています。

    全シリーズに、「一生懸命前を向いて生きる」そんな思いが込められていています。
    それを登場人物の生き様に置き換えて、ストーリーを組み立て、読者を感動の涙に誘う小説です。
    今回の「潮風テーブル」もまんまと著者:喜多嶋隆にしてやられた感が否めません。

    それは、のめり込めばのめり込むほど、いつしか登場人物が乗り移ったかのように、小説の中で起きる出来事を疑似体験している感覚に襲われます。
    だからこぞ、プっと笑ったり、涙がこぼれたりするのですよね。

    先にも書きましたけど、
    私も物語りを読み進めるうちに5回は泣いてしまいました。
    なので絶対に電車や会社で読まないほうが良いです。
    ご自宅でリラックスしながら、喜多嶋ワールドを堪能してください。
    そして、登場人物と一緒に、物語りを楽しんでほしいと思います。

    この感想を読む皆様に、もっともっと物語りを楽しんでほしいので、ネタバレは、もう少し経ってから公開する事にします。

    余談ですが、
    私の仲間達で以前、国際NGOチャイルドスポンサーシップや足長育英会に寄付をしていた事もありました。
    今回の慎のCMや、ドキュメンタリーが本当に実現すればよいと個人的には思いました。
    あ・・これはネタばれですね。(笑)

    0
    2023年09月23日

潮風テーブル の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    潮風シリーズ
  • タイトルID
    :
    20037049
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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