世界は救えないけど豚の角煮は作れる

世界は救えないけど豚の角煮は作れる

作者名 :
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作品内容

YouTubeで文学的世界観を作り出している、にゃんたこの初エッセイ!
にゃんたこワールド全開の日常と哲学がここに凝縮。短編ストーリー「沈む熊」、「いつくしみをたたえて」も収録。

【本文より】
生活の中に、青春を懐かしむ余白をもつ人間のことを大人と呼ぶのだとすれば、私の心はずいぶん前からすっかり大人になってしまっている。年齢を重ねただけの子供を大人と呼ぶことができるのか? というモラトリアム的な問題はさておき、とにかく最近、青春時代のあれこれを思い出すことが多い。けれど、「大人である」私が、たとえば高校生の私を懐かしく思うのと同じように、高校生の私もまた、「大人である」私にひどく恋い焦がれていた。
高校一年生の夏休みに、生まれて初めて髪の毛をブリーチした。ブリーチ剤を頭に塗りたくられて、ラップをぐるぐると巻かれる。60ワットの照明器具然としたドーナツ状の謎の物体が頭の周りをぐるぐると回る。頭皮が燃えるように熱くなり、その熱さが次第に痛みへと変わっていく。昨晩食べた八匹の子持ちししゃものことを思い出す。コンロの中ってこんな感じだろうか。
一時間の耐久の末、憧れのブロンドヘアを手に入れた私は、顔にも年齢にも不釣り合いな濃いメイクに違和感を覚えないほどには浮かれきっていた。大人の女はブロンドヘアが似合う、という類稀なる偏見と理想。そこに若さゆえの超主観的な実行力が加わって、悲しみのブロンドティーンが誕生してしまった。(続く)

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
趣味・実用 / その他の趣味
出版社
KADOKAWA
電子版発売日
2021年01月20日
紙の本の発売
2021年01月
サイズ(目安)
3MB

世界は救えないけど豚の角煮は作れる のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2021年01月27日

    この人の文章は本当に生温かさがある。スタイルはYouTubeのテロップから変わって無いけども、もっと温かみが増した気がする。
    自分が目を背けてきた部分を優しく一緒に包み込んでくれる感じが良いし、この感想もなんか気持ち悪い。
    「未来は今の地続きである」「コンプレックスとピカチュウのしっぽ」お気に入りで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月27日

    にゃんたこの価値観や考え方がとても好きでこれまでYouTubeの動画や配信、SNSなどのある種断片的な形でしかそれを受信することが出来なかったが、今回エッセイという1つの書籍としてまとまった形でいつでも読めることを嬉しく思う。
    1つ1つの話が著者の体験に基づくリアルなものであると同時に彼女の思考が確...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月24日

    初のエッセイ本。にゃんたこさんが出してなかったらエッセイ本というものを手に取ってなかった気がする。著者の昔の記憶や考え方とかを気軽に知れる。
    エッセイ本ってこんなに面白いんだって思った。
    さっと読んだだけだから細かい表現とかは覚えてないけど(後で読み返す)「ブラジルの小さな公園に咲くたんぽぽ」と「Y...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月26日

    ゲラゲラ笑える話からめちゃくちゃ共感できる話、ボロボロ泣ける話まで全てが面白くてこの本の一つ一つがにゃんたこさんを形成する物語なんだなって思いました。印象に残ってるのは「青い首輪から咲いた花」「堂々と逃げること」「コンプレックスとピカチュウのしっぽ」です。
    大事にしたいものがあります。消したくない言...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年01月22日

    一冊の中で、ふふっと声をあげて笑ったり、涙をこぼした経験は初めてでした。彼女にしか書けないものがたしかにここにあって、私はきっとこれからも何度も救われると思います。さあ、今日も"人生していきます"。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年01月22日

    メモ



    p.92
    生きるということは、心に咲かせた薄紫色の小さな花に、絶えず水をやり続けることだ。

    感想

    にゃんたこさんらしさがでていて、読んでいて彼女のいつもの声が聞こえてきた。人生を変える1冊にはならないが、どこかで心の支えになる本だなと思う。文章が好き。
    家出の話が1番印象的。あー、が...続きを読む

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