深潭回廊(2)

永井三郎

【この呪いは、とけますか。】柳田（やなぎだ）の無気力な日々は近所の男子学生・渚（なぎさ）によって劇的に変化した。渚との触れ合いは長年の傷を癒すように柳田をぽかぽかと幸せにする。そこら中に花が咲いて、視界はキラキラときらめいて、まるで全てが初めての世界。いつまでも、いつまでも、このあたたかな陽気が続きますように。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: ふゅーじょんぷろだくと
• 掲載誌・レーベル: ふゅーじょんぷろだくと
• ページ数: 134ページ
• 電子版発売日: 2021年02月24日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 39MB

[こう · ★★★★★]

閉鎖的な集落のなかで渚は普段の学生生活では明るい少年だがいろんな人に性的搾取され、心に傷を抱え、読んでいて胸が痛くなります。

[yori · ★★★★★]

渚の置かれてる状況は何故こんなことになってるのか…。年齢より見た目は幼いのに時折見せる表情は大人っぽいようなゾっとするようなもので…。何より光のない真っ黒な瞳がもう…。
そして、南條くん…。ほんとうに、彼の見てきた世界はどんなだったのか、どんな気持ちでこの本を書いたのか…。知りたいけどもう知りえない…。絶望感がすごい。
でも柳田先生には渚を救ってほしい。

＃泣ける ＃切ない ＃ダーク

[匿名 · ★★★★★]

苦しすぎる展開

南条くんが亡くなっていたことを知る柳田と子どもを守るべき大人に傷つけられる渚にどんな結末だったら救いがあるのかと考えて苦しくなった。渚はどうしてこんなことをしているのかなどこの先わかっていくと思うけれど深潭回廊とスメルズ ライク グリーン スピリットをここまで通して読んで大人が子供に与える影響は大きくて子供たちにはどうしようも出来ないことだと思ってしまった。

＃切ない ＃ドロドロ ＃ダーク