中相撲殺人事件

小森健太朗

伝説の最強力士・雷電降霊
闇賭博の船上相撲
ちゃんこ料理対決
トンデモ相撲ミステリー開幕奇っ怪な事件が多発した相撲界を舞台にした『大相撲殺人事件』の舞台から数ヶ月。再び不可思議な事件がマーク、聡子、御前山の千代楽部屋の面々に襲いかかる。
本格ミステリーと相撲を融合させたツッコミどころ満載の奇書の第二弾!!

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内文学
• 出版社: 南雲堂
• 電子版発売日: 2018年06月20日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

相撲取りがどんどん死んでいく大相撲ほど殺人事件は多くない。大相撲力士と黒相撲力士の戦いが気になって中相撲を読んだが黒相撲は一切出てこない。それでもおなじみの千代楽部屋の面々が出てくるし、殺人事件は起こるしで面白く読めた。『虎党パズル』はあれ、この人では？と犯人が分かりやすかったけれど、マークの謎解きが長めだったところが良かった。ここまで来たら小相撲も読んでコンプリートしよう。