黒獅子王の溺愛 －軍服花嫁オメガバース－【イラスト入り】

眉山さくら / すがはら竜

「お前はオメガ、獣人種の牝だ」国に不幸を呼ぶとして忌み嫌われる存在の『陰種』である大倭国海軍少佐の顕良。彼は海上で因縁あるイシュメル王国の強襲を受け、漆黒のたてがみを持つ絶対的アルファの王ギルスに、オメガを理由に捕らえられる。抵抗する顕良をギルスは『運命のつがい』と呼び、自慰も知らない清廉な彼に快楽を植えつけていく。そんな忌まわしい存在であるはずの自分に悦楽と愛情を注いでくるギルスに、身体も心も徐々にとろけはじめ…。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: リブレ
• 掲載誌・レーベル: ビーボーイスラッシュノベルズ
• 電子版発売日: 2018年04月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 8MB

[みずたまーち · ★★★★★]

軍人×獣人王

かなり設定もしっかりしていて、
伏線を回収しながらのラストは読み応えがありました。
なかなかオメガである自分自身を認められない受けが、攻めによる強引かつ積極的かつ一途な愛情にほだされていきますが、ちょっと長引かせすぎかなぁ、とは思いました。
もう少し２人のいちゃいちゃが見たかったかな。
でも、受けを一途に思う攻めの気持ちがとてもよかったです。

[みっちー · ★★★★★]

甘いオメガバースの世界を堪能

アルファ…黒い毛並みの獅子王が攻め(ギルス)
オメガ…黒髪海軍少佐が受け(顕良)

アルファが無理矢理オメガを攫うところから始まります

オメガはオメガらしい性質を嫌悪する環境の国で育ち、悪い噂を信じ獣人を嫌っていました

アルファの獣人ギルスは紳士的かつフェロモンたっぷりにオメガの顕良に愛情を示し、心を通わせようと努力します

性に未熟であろうとしていた顕良は発情抑制剤を飲んでいましたが、ギルスへの愛情が芽生え始め、服用をやめ、やがて初めての発情がおこり…！

クラクラするほどの顕良のフェロモンにも、顕良が望まないならと我慢しようとするギルスでしたが、「壊して」と懇願された後のエッチはすごかった‼︎

後孔と牝穴という表現で子宮が表現されてエロいです
お約束のゴツゴツした◯◯◯とか

オメガバースのお互いに惹かれ合うフェロモンでエッチがキヤーってのと、暴力的じゃないってのがよかったです

難点は動物のイラストが未熟なところです
獣人もので動物デッサンが不自然なのは頂けないですね

人はキレイですが、中途半端な前髪はもっと整えていいと思います
中途半端な前髪！
ほんとに今どきの髪型に近づけてほしい‼︎
目が隠れる感じのオタクっぽいのはダサいです
せっかくのキレイなお顔が勿体ないです

あとは人型のギルスがかっこよかったのでもっと見たかった…

ペーパーだと挿絵が増えると思うので、電子で悲しく感じるところです

ストーリーは顕良の育ての親がなぜ非道な人になったのか、秘密の獣人兵士の裏側の補足が欲しかったですね

顕良にとっては大事な部分だと思うのでサラッと書いてあると人格が理解しづらいです

愛し合ってるフェロモンエッチが大好物なので何回か読み返しました
初めての作家さんでしたが、買ってみてよかったと思います

[サフィー · ★★★★☆]

丁度いい

ページ数もちょうど良く、内容もしっかりと詰まっているので、読み応えがあります。表紙通り、黒獅子の獣人が攻めになります。

＃胸キュン ＃アツい ＃癒やされる