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「権利幸福知らない人に、自由湯をば飲ませたい、オッペケペ!」虚実交えた傑作群像劇!
緋の陣羽織で、自由民権を時の権力風刺と共にうたって一世を風靡した「オッペケペ節」。実録ものではなく、川上音二郎や貞奴、中江兆民といった人物を想起させるが、作者のオリジナルな人物像で、自由、民権といった志で始まった壮士劇が、権力にとりまかれ、戦争高揚劇へと至る流れを、様々な役者や政治家の思惑、男女の関係なども織り込みながら、多重的な群像劇として描く。
【著者】
福田善之
1931年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。新聞記者、演出助手を経て、劇団青芸を結成。併行して戯曲を発表。『長い墓標の列』『遠くまで行くんだ』『真田風雲録』『オッペケペ』『袴垂れはどこだ』などの秀作を発表し、60年代演劇の旗手として注目される。その後は新劇にとどまらず、商業演劇、ミュージカル(『ピーターパン』)などの劇作・演出家として幅広く活躍。ほかに映画シナリオやテレビ・ラジオドラマの執筆も多数。2000年『壁の中の妖精』の戯曲で斉田喬戯曲賞を受賞。
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