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「もう一度、小津先生とごいっしょに、精一杯の仕事ができたらと、それだけが、ほんとうの心残りです」映画に殉じ、六〇歳で世を去った名監督。その彼に殉じ、四二歳で銀幕を去った「永遠の処女」。『晩春』『麦秋』『東京物語』……名作と所縁の地を丹念に訪ね歩いて紡がれる、世紀のプラトニック・ラブと、その全貌――。
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Posted by ブクログ
女優、原節子と映画監督、小津安二郎。 何の障害もなかったのに、ふたりとも独身を通した。お互いの感情が愛情だったのかどうかもわからないけれど、小津監督に愛情がなければ、原節子三部作と言われる、「秋子」や「紀子」は生まれなかったであろうと著者は言う。 小津監督の言う「美しいものは、美しいところだけを見...続きを読むていたい。」とは結婚してしまうと、今まで見えていなかったところまで見てしまうことで幻滅するのなら、今のままいつも美しいところだけ見ていたい、ということだろうか。 また原節子は映画の中で「私、今のままがいいの」 「(結婚は)やっぱりよすわ」とまるで実生活にもあてはまる台詞を言っている。 まあ、こういう問題は周りがとやかく言うものではないが、謎の多い二人に興味は尽きないのである。
えらく俗っぽい書名だが、内容は映画批評的視点で貫かれており、書名から想像されるほどにはゴシップ趣向ではない。小津作品に対する分析はかなり主観的だが一本筋は通っている。
まだ小津作品をほんのいくつかしか観ていないので、 筆者の小津感をそのまんま受けとめながら読んだ。 原節子にしてもおなじくいくつかの映画を観ての イメージしか持っていないので、本に書かれてある ことを「そうなのかぁ」と受けとめるのみ。 たくさんの取材をなされたうえで書かれてあるものの、 いってみれば筆...続きを読む者の主観でしかない。でもこの憶測の ように思いたいファンにとっては、こうして著して あるとうれしいものなのではないかと思う。
原節子と小津安二郎の「深い」関係を掘り下げた、読みごたえのある一冊。小津がマザコン、原がファザコンであったとの説にも頷ける気が。
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殉愛―原節子と小津安二郎―
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西村雄一郎
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