小国の虐げられ姫が過保護な皇帝の溺愛妻になるまで【SS付】

あさぎ千夜春 / 小島きいち

いい子だ。もっと俺を感じてくれ

残虐王のはずが、じつは溺甘王でした!?

弱小国の虐げられ姫サシャは、“残虐王”と噂される皇帝アレクシスの花嫁選びの席に送り込まれ、あげく余興として「裸で踊れ」と言い放たれる。だが毅然と対応したサシャを皇帝は気に入ってしまい!? 「俺は惚れた女を手放したりしない」残虐どころか有能で民に慕われるアレクシスの予想外の溺愛に、サシャの心は体ごと開かれていきー。

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: ヴァニラ文庫
• 掲載誌・レーベル: ヴァニラ文庫
• ページ数: 322ページ
• 電子版発売日: 2025年08月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 7MB

[そよ · ★★★★★]

やさしい

サシャは、人の思惑に揺さぶられながら育って、行き着いた先で人の優しさを知る…といったところでしょうか。
小心者というけれど、誰だって自分とは一生関わり合うことはないだろうな、という場所に放り込まれれば尻込みもするし、身分の高い圧の強い人の前では足がすくみます。
でも、自分のルーツを大切に持って離さなかったから得られた幸せだと思いました。
アイデンティティとか、自分が自分であるという誇りとか、そういうもの。
皇帝が、俺様じゃなくて理性と合理性で動く人というのも珍しい。
ふたりのお話、とても楽しく読みました。
短編でもいいから、ふたりの子どもの話や、皇帝代理時代のアレクの話なども読みたいです。
無いから今は自分で妄想して楽しみます（笑）

＃ほのぼの ＃癒やされる

[匿名 · ★★☆☆☆]

想像通りの展開

好きな作家さんで、転生、ループものではない話しが好きなので「新作だ!」と思って即購入。
大筋は想像通りのスパダリが平凡女子を溺愛するパターンで、敵の動きがどう来るのか？を楽しむ感じ。心穏やかに読めるので割と好きです。
ただ作家さんに罪はないので申し訳ないのですが、レーベルに不満ありで星はちょっと…。
紙媒体じゃないから後から修正がきくと思ってるのか、校閲が甘くないですか？明らかに同じ内容の違う表現の文章が並んでいて、一気に現実に引き戻されました。お金払ってる側としては、手を抜かれてる感じがして、そのあとは惰性で読んでしまいました…。

[ころころ · ★★★★★]

素敵すぎる

作家さん買いです。

すっごくおもしろかった！
さすがあさぎ先生、の一言です。
アレクシスが魅力的すぎるし、サシャもとってもかわいくて優しくて賢くて、そしてちいさくて好きすぎました。
サシャの気持ちが分かるよ！と背中をさすりたいシーンが多すぎました。
そしてイヴァナが忌々しすぎる。毎分家具の脚に足の小指ぶつけろや！と思う忌々しさ。もはやびっくり。

よいお話をありがとうございました。

＃胸キュン ＃ほのぼの ＃ドキドキハラハラ