猫の神様

猫の神様

523円 (税込)

2pt

4.2

彼が死んだのは、暖かい春の陽射しが射し込む、穏やかな朝だった。十年と八ヶ月一緒に暮らしたというのに、それはとてもあっけないお別れだった…ぎじゅ太が死んでからというもの、僕は毎日を呆然と過ごした。僕の薄い膜の中に入って来れるのはみャ太だけだった…こいつは長生きするだろう。これから先、ずっと長い間可愛がって、二人仲良く暮らして。でもそうはならなかった。独身ライターとその小さな家族の、愛と孤独の物語。(講談社文庫)

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猫の神様 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    愛猫を看取った日記
    ブログを元に書籍化したようだ

    愛猫の闘病と死、出会いと蜜月、そしてその後

    一人暮らしのライターが、梅雨のとある日に子猫と出会う
    衰弱した二匹の猫「ぎじゅ太」と「みャ太」

    ぎじゅ太は体が小さく病弱で甘えん坊
    便が出にくかったりという闘病の末亡くなる
    死後一年も経たないうちにみ

    0
    2023年04月25日

    購入済み

    猫の神様

    人の子も猫の仔猫も神様からあずかりもの…こんなに可愛い子たちを自分の所に預けてくださったのだから大切に育てる…本当にそうですよね。産まれたての仔猫をいとも簡単にすててしまう私の祖母が嫌いでした。こんな事をする大人にはならないようにしよう!子供の頃の私は猫と遊び、話をして一緒に眠る。猫のおかげで幸せな

    0
    2018年06月08日

    Posted by ブクログ

    『毎日jogjob日誌』という、著者のブログからできた本らしい。
    ぎじゅ太 と みャ太。
    飼い主である著者が、どれだけ2匹を愛していたのか。
    みャ太の方の闘病生活は、うちの一代目猫と近似していたから、気持ちがよくわかる。

    うちの一代目の猫も
    2012年11月14日に13歳で逝った。
    舌の扁平

    0
    2013年01月28日

    Posted by ブクログ

    二匹の猫との別れと、その合間の生活を綴った本。いつか来るその日を僕も覚悟しなければと思う。著者は一人暮らしで、猫の闘病の合間にも生活の糧を得るためにAVを観てレビューを書く。そして二匹目の猫も亡くなる。
    猫の神様を呪いながらも感謝せざるを得ない。
    著者も僕も、猫好きは、神も仏も信じないと言いながらも

    0
    2012年11月23日

    Posted by ブクログ

    いや
    これやばいは(T ^ T)

    ヤバすぎる…

    自分が同じ立場になったら、やっぱり同じようにするのかなあ

    0
    2013年04月10日

    Posted by ブクログ

    二匹の猫(♂)を看取った男の物語。

    闘病する愛猫を「ハードボイルド」だという。
    「俺もお前のように生きたい」という。

    男性ならではの視点と愛とを感じた。

    0
    2012年12月07日

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