死なないと、帰れない島
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死なないと、帰れない島

2,310円 (税込)
1,617円 (税込) 12月11日まで

8pt

4.7

誰も知らなかった。
あの日の別れが永遠のものになることを。

「いますぐ荷物をまとめなさい!」
「どうか妹たちをお願いします」
「俺たちはここで玉砕するよ……」
「お前にはいろいろと島のことを教えてもらった。ありがとう」
「今度の疎開は一時的なものです。勝ったらまた戻るのです」
「なんで日本はこんな戦争を始めちゃったのだろう」

1944年7月、硫黄島。
それは一時疎開のはずだった――

散り散りになった島民たちは
なぜ今も故郷に帰れないのか?

ベストセラー『硫黄島上陸』著者が、
この国の暗部を暴く傑作ノンフィクション!

【目次】
プロローグ 村が消えた日
第1章 違憲の島を歩く
第2章 トキ坊の夢
第3章 硫黄島少年記
第4章 密室の議事録
第5章 新生硫黄島
第6章 硫黄島かく戦えり
第7章 祖国は島民を棄てたのか
第8章 2025年の硫黄島
エピローグ 天皇陛下の花

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死なないと、帰れない島 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    8月になると戦争に関する番組が増えてくる。広島・長崎の原爆、特攻、東京大空襲、そして終戦の玉音放送。戦後生まれの自分には、今まで自分ごととして咀嚼することはできていなかった。昨年、沖縄のひめゆりの塔、平和記念館を訪れてから、気持ちが大きく変化を見せた。サトウキビの畑の中で、子供たちが死んでいく。防空

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    著者の志に胸を貫かれる思いであった。
    硫黄島は太平洋戦争末期の激戦地であったことは知っていたが、そこに一般の人々の生活があったことを知らなかった。
    知らなかったことに恥じる思いでいる。
    今も島民の方々の戦争は終わっておらず、戦争がこれほどの長きにわたって、人々を苛むものであるという事実を、改めて噛み

    0
    2025年08月09日

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争末期の1945年2月19日、硫黄島に米軍が上陸、36日間の激戦の末、日本軍は約2万3千人のうち、2万2千人が命を落とし玉砕した。
    硫黄島は、もともと、緑と花とフルーツの樹に満ちた島。約1千人が家族のように暮らしていた。
    サイパン島が敵手に落ち、空襲が激しくなった1944年、一部の若い男性の

    0
    2025年08月30日

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