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戦争にかかわる法は、人類の歴史のなかで着実につくられてきた。21世紀に入り、「戦争後の法(ユス・ポスト・ベルム)」と呼ばれる概念が注目されている。本書では、ロシア・ウクライナ戦争をおもな例にとりながら、戦争犯罪の捜査・裁判、兵士の帰還、被害者への賠償といった戦後処理の実践を紹介する。類のない、「終戦後」論である。
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Posted by ブクログ
戦争犯罪をさばく法律である。現在のロシアのウクライナ侵攻についての犯罪の例が多くのっているので、現在進行系の世界情勢がわかる。ポイントや法令を太字で示しているので、国際犯罪に対処する法令の勉強になるであろう。
戦争犯罪から捕虜の扱い、戦後の賠償に至るまでに関連する法を取り上げ解説した書籍。戦争の賠償は国家間の間だけだと考えていたが、最近は個人間の賠償もあることを知り驚いた。しかし戦争犯罪で捌いたのにも関わらず、捕虜交換により罪の償いが果たされることなく祖国の元に帰ってしまうロシア・ウクライナ戦争の状況に心...続きを読むのモヤモヤは晴れない。
武力の前では無力だと思わされ、歴史を負うばかりであったなかに、現在の問題を法学的になるべく普遍性を保とうとする人々がいるという光を見た。真実に基づく和解が、現在の問題に限らず広がっていくための一歩になりうる本だと思う。
●「戦争が終わった後」に国際法が果たす役割を、ウクライナ侵攻の事例を軸に解説する一冊。 ●戦争犯罪はどう捜査され、裁判が行われるのか、国際刑事裁判所(ICC)の機能、捕虜交換、そして被害者への賠償まで、「戦後の法と正義」の諸相を詳細に見ることができる。国際法が定める「戦後処理」の現実と課題が具体的に...続きを読む示されており、特にウクライナでの証拠データベースの共有や、ロシア兵被告人に対する人権保障など、法の運用における国際協力の最前線を知ることができる。「正義の追求」と「人道的な配慮」が時に衝突する捕虜交換の問題や、「国家間の責任」から「個人への賠償」へという法的操作の必要性など、国際法の根本的な構造問題にも踏み込んだ内容。ユス・ポスト・ベルム(戦争後の法)という、これまで政治の領域とされがちだったテーマを、法の視点から考察する。
戦争犯罪を裁く法整備を説明する。 ただねぇ。そも犯罪が定義できない。どうしても戦争の結果に影響を受けざるをえない。力で押し切ってしまえばそれまで。そこを理性でコントロールしようとするもの。苦しいけど、この努力を否定することはできないよね。
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だれが戦争の後片付けをするのか ――戦争後の法と正義
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