南方抑留―日本軍兵士、もう一つの悲劇―(新潮選書)

南方抑留―日本軍兵士、もう一つの悲劇―(新潮選書)

1,815円 (税込)

9pt

4.0

敗戦の屈辱に耐えながら炎天下で重労働を強いられた兵士たちは、飢えと望郷の日々の中で何を考え、どう行動したのか。英軍によるジャワ・シンガポール・ビルマ抑留から、米軍によるフィリピン抑留、豪軍によるラバウル抑留まで、日本軍人・軍属の貴重な日記類を読み解き、南方抑留の歴史的背景と過酷な実態を明らかにする。

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南方抑留―日本軍兵士、もう一つの悲劇―(新潮選書) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     1945年のシンガポールにて、記録映画「デリーへの道」の撮影に来ていた報道部の小津安二郎が、戦局に話が及ぶと「"デリーよりの道"になってしまいましたね」と肩を落としたというエピソードが紹介してある。その懸念通り、戦局悪化で撮影は中止され、やることのなくなった小津は日本軍がイギリ

    0
    2025年10月08日

    Posted by ブクログ

    シベリア抑留だけではなかった南方の抑留。
    「アーロン収容所」「虜人日記」で漠然とひ知っていたが、敗戦後も抑留され労役を課された旧軍人軍属たち。貴重な一次資料を駆使して抑留生活を再現していく。

    虐待された元捕虜と立場逆転した降伏兵。戦争という狂気の中で復讐と和解。歴史になるにはまだ早い近現代について

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    林禮二さんの手記が秀逸なので紹介する。
    参謀とは、人柄を知らない時には、全く素晴らしく偉い人に思はれるのだが、近附けば近附くだけ嫌になるやうな人柄の人が多い。軍が国民と全く遊離してゐるといふ時の軍人の典型は参謀である。全くの利己主義、独善主義、そして傲慢、而も立身に対する極端なる希求。早く、こんな型

    0
    2025年09月21日

    Posted by ブクログ

    抑留といえば「シベリア抑留」ばかりが思い浮かぶが、南方でも抑留されていた兵士たちがいたことが頭になかった。日記類を読み解いたこの本は色々なことを知ることができ、また感じられることがあり、戦後80年の今年、とても良い本であった。

    0
    2025年08月16日

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