聞いてるつもりなのに「話聞いてた？」と言われたら読む本

阪本浩一

「話を聞いてないよね」
一度でもそう言われたことのある人は必読！

聴力に問題がなくてもなぜか話を聞き取れない、「LiD（聞き取り困難症）」の
大規模当事者アンケートを収録！
第一線で研究を続けてきた著者の「簡単問診票」と
リアルなお困りごととその対策を詰め込みました！

〈問診票の一部はこちら〉
□周囲の雑音や声や様子など、色々なことが気になってそわそわしてしまい、会話に集中できないことがある
□仕事や勉強や作業や遊びなどに集中していると、呼ばれていることに気づかない時がある
□話を聞きながらメモをとる、ということが難しく、話を聞くときはメモはとらず、聞くことだけに集中している
□馴染みのない単語や、自己紹介や電話口の人の名前がうまく聞き取れない
□誰かの話を聞いているときに集中力が続かなくて、なぜかぼんやりしてしまったり、気づいたときには話題が変わっていることがある

問診票は全16問！ 3つ以上当てはまったらLiDかも…？

〈お役立ち困りごと対策も多数！〉
・ノイズキャンセリング機能が役立つ!?
・『3分クッキング』を書きとる訓練がある！
・実は漢方が役立つことも
・テレビは字幕で解決！

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 暮らし・健康・美容 / 健康・医療
• 出版社: 飛鳥新社
• ページ数: 210ページ
• 電子版発売日: 2025年03月06日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 7MB

[ブクログ · ★★★★★]

私は聞き取り困難症ではなく軽度の感音性難聴と診断されていますが、同じようなことで困っているので、参考になればと読みました。

当事者が実際に行なっている対策も載っているので、大変参考になりました。

[ブクログ · ★★★★☆]

聞き取り困難症（LID）について書かれていて、初めて知りました。
この症状を抱えている人は100人に1人はいるのではないかといわれているとのこと。
騒がしい場所だと話が聞き取れない、突然話かけられると話を聞き逃してしまう、長い話になると最初の話を忘れてしまう等、誰でもありそうな症状もあるので見逃されてきた実態があるとのこと。
症状の理由、対策、チェックリスト等も参考になりました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

人の話を聞いていても、途中から何を言っているのか分からなくなり、理解できず混乱してしまう。他の人に起きたことを話しても、聞いたこととは別のニュアンスで話してしまう。
いつからか自分にこんな状態が起こるようになり、果たしてこれがLiD（聞き取り困難症）に該当するかどうかはこの本を読んだだけでは明らかにならなかったけれども、LiDという症状が存在することを知れただけでも幾分が気が楽になった気がする。まだまだ解明されていないことが多いLiD。今後少しずついろんなことが究明されて世の中にLiDの理解が進むことを願う。