Posted by ブクログ
2013年12月26日
シリーズ物は開始巻または、最終巻のみの登録にしようと思ってたのですが、ガッツリこのシリーズに嵌ってしまってたので、早く次!という願いを込めて最新刊のレビューも書きます。
最新刊といっても、このシリーズ第6巻が出たのは2009年です。
2010年には7を執筆中という情報があったらしいのですが、その後全...続きを読むく流れてきません。いくら何でも時間がかかり過ぎ、、、もしかしたらこのまま出ない??とかなり心配しています。
7で最終巻、、という予定ですから、ここはどうしても頑張ってもらいたい。
6巻でまいた種がまだ刈り取られていないのです。あっちもこっちも、、、
それまで比較的1巻で何とか収まりがつく感じでシリーズが進んでたのに、ここに来て撒きっぱなしの種だらけ、、、これはきっと一気に最終巻になだれ込む流れでしょう!?ってとこで、執筆ストップじゃファンが焦れて暴れそうです。
話を作るのがとても上手い作者さんだと思います。
専門用語がうるさくない。
臨場感があるので、普段接することのない人達の日常に、自分が日常としてすんなり入り込める舞台。
そこにさりげなく挿入された愛情、BLのお約束。
更に濡れ場が綺麗です。「麗しい」という意味の綺麗ではなく、濡れ場の入れ方、表現の加減がとても素直で綺麗なのです。
1冊の中にいろんなエピソードががんがん詰め込まれているわけでないです。
1つの事件に連鎖して起こる事を、しっかり受けて何とか解決していって、しっかり愛情を確かめてまた日常に立ち向かっていく、、そんな話の積み重ねで巻が進んでいきます。
いろんな問題があっても、キャラがいつも前向きだし、基本2人は想いあってるしで、安心して問題解決まで読んでいけます。毎回どこかにあるお笑い場面ではつい声をあげて笑っちゃって、そうだよねー、どんなに落ち込んでてもこうやって笑える場面があるのが、生きてるってことだよねー、、なんて、素直にほっとできます。
「男の子たち」以外のBLを読みたい人には、ぜひお勧めしたいと思います。
ところで、それなりの歳の主人公の話をBLで括るのもどうかなぁってことを以前書いたのですが、MLって言葉もあるんですね。
今回このシリーズの最新刊を探そうと、あちこちサイトをまわっていて見つけました。(というわけで、カテゴリをBL ,MLにしてみました。MLだけだと mailing listとか Meta-Languageの略になっちゃう?という余計な心配したので、BLとひとくくりに、、)