エーゲ海にとらわれて

ミシェル・リード / 柿沼摩耶

ゾーイは一躍、時の人となった。両親の事故死により、彼女とまだ赤ん坊の弟が、ギリシアの大富豪テオ・ケネリスの相続人となったからだ。マスコミが騒ぐなか訪ねてきたテオの代理人を見て、ゾーイは驚いた。数々の美女と浮き名を流す大物実業家、アントン・パリス。彼は年老いたテオに代わり、ケネリス社の経営も見ていた。「僕がここに来た目的はわかっているね？」祖父に頼まれて弟を引き取りに来たのなら、渡すものですか――父を見捨て、長く絶縁状態にあった祖父になんて。だが数時間後、彼女はアントンに騙されたも同然でギリシアに旅立った。■魅力あふれるギリシア人大富豪との狂熱の恋――美しいエーゲ海の島でゾーイを待っていた運命とは？ ミシェル・リードが描く情熱のロマンスを、どうぞご堪能ください。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ハーレクイン・ロマンス小説
• 出版社: ハーレクイン
• 掲載誌・レーベル: ハーレクイン・ロマンス
• ページ数: 160ページ
• 電子版発売日: 2012年05月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

両親を事故で失い、生後間もない弟のいる大学生のゾーイ・ケネリスには大富豪のギリシャ人の祖父がいた。祖父の育てたアントン・パリスが祖父の代理としてマスコミの対応にエーゲ海の島にさらわれて…。楽しかった。