紫色のクラベル ～全てを奪われたので、傾国の悪役令嬢となって返り咲きます～ 2巻

星見だいふく / 冨月一乃

侯爵家で待っていたのは、従妹と伯母に虐げられる日々。幼い妹と自分についてきてくれた侍女を護るため、マリアは反逆の一手に出る。侯爵家の歪な家族関係に気付いた彼女は、おじを味方にするため、ある決意を下すが――。第10回ネット小説大賞コミックシナリオ賞受賞作、第2巻発売!! 単行本版特典として巻末にはおまけマンガを収録！

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: 新潮社
• 掲載誌・レーベル: KANATA
• シリーズ: 紫色のクラベルシリーズ
• 電子版発売日: 2025年04月09日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 186MB

[まるっ · ★★★★★]

悪女らしくなってきた

今巻は間違いなく悪女だった。
自分の目的のために伯父と閨を共にし、伯母を陥れようとする者の手を取る。
けれどもそれは私利私欲が目的ではなく…。
一つ一つやるべきことを遂げているけれども、なんだか悲しく切なく感じるのはなんだろう…。
次巻で完結するようなので、早く続きが読みたい

＃切ない ＃深い ＃ドロドロ

[nozomix · ★★★★☆]

わりとシビアなところを描いた作品かなと。体を使って自身のおじを籠絡する主人公のやり方は称賛されるものではないかもしれないけど、愛する者達を守るためにそれしか闘う術がないのならそれでも闘う、主人公の強い意志と行動力はある種の潔さが感じられる。そしておじ様も、あの妻と子に耐えつつ１人で領地を守ってきて、きっと疲れていたのだろうな、誰かに癒してもらいたかったんだろうなと、どこか切なく感じる。
次巻で完結ということなので、なにをもって完結なのか、どう完結するのか気になります。

[匿名 · ★★★★☆]

国を追われ、背負うものがマリアを強くする。伯母を頼ったけれど、叔父に自身を差し出すほどの決心、女は腹が据わると強いね！ヴィクトール様との大人な関係、ドキドキしちゃう。次がもう完結なのね～待ち遠しいです。

＃切ない ＃ドキドキハラハラ