東大ファッション論集中講義

東大ファッション論集中講義

935円 (税込)

4pt

ファッションとは何か? 衣服とは? 12のテーマを通じて文化や芸術としてのファッションを学び、歴史と未来に問う。東大生の反響を呼んだ一度きりの特別講義がその熱を凝縮した一冊となってよみがえる。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ファッションが好きなすべての人に読んでほしい1冊
    しかし一方で、あまりにもフェミニスト思想に侵されていると感じる箇所も多い
    男性だってスーツから"解放されていない"のではなくて、仕事に対して最も相応しい装いだと思っている部分はあると思う
    ファッション史と女性史は切っても切れない関

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    面白ー!

    フランス革命、産業革命以前は男性も着飾るのが当たり前だったとか
    ファッションデザインの概念を作ったのがチャールズフレデリックワース
    女性服に実用性をもたらしたのがCHANEL
    戦後オートクチュール黄金時代を築いたのがDIOR
    後任デザイナーがイヴ・サンローラン
    とか
    現代のハイブランドも

    0
    2025年05月21日

    Posted by ブクログ

    絵画に描かれている服の時代背景と現代までの大きな流れがわかった。問題提起の観点が、「言われてみれば確かに…」と感じることばかりのため、興味深く読み進めることができた。なんとなく観ていたファッション関連の展覧会も、これからは違う視点で考えられる気がする。

    0
    2025年04月25日

    Posted by ブクログ

     時代時代の衣服は結果しか見る事ができず「なぜこのような格好を?」という疑問を残しつつ鑑賞するしかなかった。だが本書はその文脈を簡単ではあるが示し、西洋ファッションの全体像を把握する事ができる。現在の感覚であると珍妙に見えてしまう、それぞれの時代の姿は、背景や環境、戦争などの大きなうねりの結果導き出

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    ファッションと聞くと、移ろいやすくて、学問の対象になるものなのかなという第一印象でしたが、そこも含めて丁寧にファッションの変遷を知ることができました。 服飾史の文脈と哲学や社会学の文脈は、毛色が違いましたが、いろんな側面から見ることができることもファッションの魅力と感じたしだいです。

    0
    2025年07月30日

    Posted by ブクログ

    表彰文化論、ファッション文化論を専門とする著者が、2023年7月18日~21日に東京大学で行った4日間の集中講義「ファッションを考える/ファッションで考える」の内容を書き起こした、ファッション論についての入門書。
    これまであまり縁のなかったファッションをめぐる歴史や理論、エピソードなどについて幅広く

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

    学生の頃に読んでいたファッション研究や服飾史の本は、表面的な感じがしてしまったり、服飾の形の移り変わりだけのような気がしてしまっていたけれど、本書は読み応えがあった。最後のほうで、ファッション研究の最近の傾向についても書かれていて、いろいろな研究が行われ、ファッション研究の層が厚くなっているというこ

    0
    2025年07月04日

    Posted by ブクログ

    先輩から勧められて、読んでみた。
    タイトルだけでは興味を持てるように思えなかったが、読んでみるとけっこう引き込まれる内容だった。

    著者が東大において行った集中講義の内容を書籍化したものとなっている。
    内容としては、ファッションの歴史、学術面からのファッション研究についてといった感じ

    読んでいて、

    0
    2025年07月01日

    Posted by ブクログ

    オートクチュール、プレタポルテなどあまり口にしない語句が出てくる面白い講義録だった.昔の王侯貴族は男でも派手な服を来ていたことが絵画などから分かるが、次第にそれらが女性の服装に移っていったことが分かった.シャネル、ディオールなどの活動が細かく描写されており、ファッションという分野の歴史を表していた.

    0
    2025年06月12日

    Posted by ブクログ

    ファッションについて東大で講義があったと知って読みたいと思った本。神戸大学の准教授が著者とのこと。胎内で包まれていたものから生まれると同時に引き剥がされる切断の傷という考え方面白いと思った。ファッションが男性のものから女性中心のものへの変化、そこから多様性の時代の服装のジェンダー問題への繋がりも感じ

    0
    2025年05月19日

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