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ファッションとは何か? 衣服とは? 12のテーマを通じて文化や芸術としてのファッションを学び、歴史と未来に問う。東大生の反響を呼んだ一度きりの特別講義がその熱を凝縮した一冊となってよみがえる。
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Posted by ブクログ
ファッションが好きなすべての人に読んでほしい1冊 しかし一方で、あまりにもフェミニスト思想に侵されていると感じる箇所も多い 男性だってスーツから"解放されていない"のではなくて、仕事に対して最も相応しい装いだと思っている部分はあると思う ファッション史と女性史は切っても切れない関...続きを読む係にあるだろうが、講義に個人的な思想は求めていない
面白ー! フランス革命、産業革命以前は男性も着飾るのが当たり前だったとか ファッションデザインの概念を作ったのがチャールズフレデリックワース 女性服に実用性をもたらしたのがCHANEL 戦後オートクチュール黄金時代を築いたのがDIOR 後任デザイナーがイヴ・サンローラン とか 現代のハイブランドも...続きを読む新進気鋭の時があったんだな.. すごく面白かったけど集中講義をまとめた内容だから読み返しはしにくかったかな
絵画に描かれている服の時代背景と現代までの大きな流れがわかった。問題提起の観点が、「言われてみれば確かに…」と感じることばかりのため、興味深く読み進めることができた。なんとなく観ていたファッション関連の展覧会も、これからは違う視点で考えられる気がする。
時代時代の衣服は結果しか見る事ができず「なぜこのような格好を?」という疑問を残しつつ鑑賞するしかなかった。だが本書はその文脈を簡単ではあるが示し、西洋ファッションの全体像を把握する事ができる。現在の感覚であると珍妙に見えてしまう、それぞれの時代の姿は、背景や環境、戦争などの大きなうねりの結果導き出...続きを読むされた解答である。 シャネルの事を知りたいなあと思いつつ、ユリイカのシャネル回を積読しているのだが……本書で偶然にもシャネルとは何なのかを教えてくれて、非常に有り難かった笑
ファッションと聞くと、移ろいやすくて、学問の対象になるものなのかなという第一印象でしたが、そこも含めて丁寧にファッションの変遷を知ることができました。 服飾史の文脈と哲学や社会学の文脈は、毛色が違いましたが、いろんな側面から見ることができることもファッションの魅力と感じたしだいです。
表彰文化論、ファッション文化論を専門とする著者が、2023年7月18日~21日に東京大学で行った4日間の集中講義「ファッションを考える/ファッションで考える」の内容を書き起こした、ファッション論についての入門書。 これまであまり縁のなかったファッションをめぐる歴史や理論、エピソードなどについて幅広く...続きを読む知ることができ、勉強になった。東大を前面に出したキャッチーなタイトルだが、集中講義のライブ感も感じられ、よき教養書だなと感じた。
学生の頃に読んでいたファッション研究や服飾史の本は、表面的な感じがしてしまったり、服飾の形の移り変わりだけのような気がしてしまっていたけれど、本書は読み応えがあった。最後のほうで、ファッション研究の最近の傾向についても書かれていて、いろいろな研究が行われ、ファッション研究の層が厚くなっているというこ...続きを読むとがわかった。読まなくなってかなりの時間が経ってしまっているけど、ファッション研究の本をいろいろ探して読んでみたくなった。
先輩から勧められて、読んでみた。 タイトルだけでは興味を持てるように思えなかったが、読んでみるとけっこう引き込まれる内容だった。 著者が東大において行った集中講義の内容を書籍化したものとなっている。 内容としては、ファッションの歴史、学術面からのファッション研究についてといった感じ 読んでいて、...続きを読む今あるファッションというのは、歴史があって、今に至るもので、当たり前に思っているものが過去に理由があってのものだということ。 本書の中でも繰り返し、ファッションを取りまく女性についての記述(とそれに伴って男性についての記述)があるのだが、 ファッションの性差は歴史的にかなり根深いものだと感じた。 今感じる「らしさ」というものがそうした歴史によって成り立っており、そこには再考してみる余地があるのに、なかなか考え直されていないのではないかなと感じた。 普段あまり考えない分野について考えさせてくれる本だった。
オートクチュール、プレタポルテなどあまり口にしない語句が出てくる面白い講義録だった.昔の王侯貴族は男でも派手な服を来ていたことが絵画などから分かるが、次第にそれらが女性の服装に移っていったことが分かった.シャネル、ディオールなどの活動が細かく描写されており、ファッションという分野の歴史を表していた....続きを読む洋服の型紙の話が出てきたが、私の母が型紙を使って服を作ってくれていたことを思い出した.60年前頃の話だ.
ファッションについて東大で講義があったと知って読みたいと思った本。神戸大学の准教授が著者とのこと。胎内で包まれていたものから生まれると同時に引き剥がされる切断の傷という考え方面白いと思った。ファッションが男性のものから女性中心のものへの変化、そこから多様性の時代の服装のジェンダー問題への繋がりも感じ...続きを読むる。ファッションを通して社会の色々なことを考えるのは面白いと思える本でした。
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平芳裕子
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