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経済記者歴50年、今も産経新聞の特別記者として第一線で取材を続ける著者が、明確なデータや数字をもとに、中国経済の危険な実態とその展望を解説。
長く中国経済を支えてきた不動産バブルは、いよいよ深刻な崩壊局面を迎えているのだ。
ここ30年、中国経済の隆盛をアシストしてきたのは日本、そしてジャパンマネーであり、その間、日本経済は停滞を続けてきたと指摘する著者は、中国崩壊がもたらす我が国へのポジティブな影響に注目し、これまでの中国経済に対する政治的・経済的スタンスに警鐘を鳴らす。
【目次】
第一章 水増し疑惑、中国当局公表の経済統計数字
第二章 中国経済大発展の秘密
第三章 米大統領選と中国の行方
第四章 習近平の狙い
第五章 習近平の脱米ドル戦略
第六章 習近平の巻き返し
第七章 日本人を貧しくする中国マネー
第八章 中国に対して日本はどうすべきか
【著者プロフィール】
田村秀男(たむら・ひでお)
産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員。
昭和21(1946)年、高知県生まれ。
昭和45(1970)年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、日本経済新聞社に入社。
ワシントン特派員、経済部次長・編集委員、米アジア財団(サンフランシスコ)上級フェロー、香港支局長、東京本社編集委員、日本経済研究センター欧米研究会座長(兼任)を経て、平成18(2006)年、産経新聞社に移籍、現在に至る。
主な著書に、『日経新聞の真実』(光文社)、『人民元・ドル・円』(岩波書店)、『経済で読む「日・米・中」関係』(扶桑社)、『日本経済はだれのものなのか』(上島嘉郎と共著・扶桑社)、『経済と安全保障』(渡部悦和と共著・育鵬社)、『景気回復こそが国守り 脱中国、消費税減税で日本再興』『日本経済は再生できるか - 「豊かな暮らし」を取り戻す最後の処方箋 -』『現代日本経済史 - 現場記者50年の証言 -』(小社刊)など。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス
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