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年輩者の多い日本では、仕事に口をはさむ目上の人や自分の意見を曲げない年長者など、身近な「老害」に悩まされる人々が増加すると予想されます。一方で「老害」になる人の多くは、経験豊富で自身の知見を社会に役立てたいという意思を持っており、これは「メンター」にふさわしい要素でもあるのです。本書は「老害」と「メンター」の共通点や相違点を中心に取り上げ、「老害」になりたくない人の他、「老害」に苦しめられている人に有益な内容となっています。
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Posted by ブクログ
職場で老害で悩む人から相談を受け、手に取った一冊。たくさん気づきがあった! ①メンターと老害は紙一重 教えてあげよう育ててあげよう→支えてあげよう、の意識にすることが大事。年下から学ぶ姿勢や、ありがとうも忘れないこと。 ②老害を受けたとき 誰にどのように言われたかは気に留めず、言われた内容だけにフォ...続きを読むーカス。自分の目的に立ち返り、負けて勝つの発想。 ③老害をしている人への対応 全体向けに知識を語ってもらう場を提供。批判は人を育てない、相手が自分で納得して動くことで組織は育つと伝える。 ④老害を受け流せない人の特徴 自分ののペースを乱されることに腹が立つ、うまくいかないと人のせいにする、こんな状況に陥っている場合は黄色信号。 →老害を受け流すために、年上は老害するものだと一旦冷静に必要最低限だけ受け取る。
老害になる人は、力強いリーダー、頼りになる上司、結果を残している人の特徴と合致。そういう人がメンターとなるか老害となるかは紙一重。 老害は働かない、仕事のできない老人かと思ったがそうでも無いらしい。 若くても同じ職場に長くいると老害になる可能性もある。 40代の自分は老害になるわけないと思ってたけど...続きを読む、意外とそうでもない。読んでて老害な人になりそうな気がしてきたので、今から注意したいと思いました。 会話の冒頭に否定から入ったり、今は贅沢だと愚痴言ったり、老害の素質あり。常に他人を思いやったり、敬意を持つよう心がけていくことが大事。 また後日読んで、自分を戒めたい。
座り読み。 【なぜ】フォローしてる人の高評価本 良本。具体例を交えわかりやすい。 流れもわかりやすく一気に読破。 そもそもこの本を読んでいる時点で、その人は老害にならないと思うな。10年後も読んでみて、やばいとならないようにしておきたい。 「メンターと老害は紙一重」という強烈なワードから始まる...続きを読む。 本を思っての自分なりの理解は以下の通り。 ▪︎自分が老害にならないために -いつまでもスポンジであれ(自分と違う意見、価値観を吸収できる人を私は勝手にそう呼んでる) -関係性によって内容の深さ、鋭さを変えろ(p.86応援には、声援型とお祈り型ふたつ) -"今の聞き手が何を求めているか"を常にイメージすることを怠らないことが肝要。 -意見に"違うはある"、"優劣ではない"と思え。 ▪︎近くにいたら -制限した枠の中で活躍してもらう、そして感謝する。
まだ読書途中ではあるが、どうやらキモとなるのは、 "いかに相手の(他人の)ことを、想像して考えてあげて、それに寄り添えるか?" ではないか?と思っています。 そしてそれは、 "別に、いつの年代にも限らず、ひととして持ちたい性質なのではないか?" とも思います...続きを読む。 しかし、長い期間にわたって同じポジションにいることで (あるいは、組織のなかで昇格して)、 周囲のひとたちが逆に気遣って接してくれることで、 その性質を持つべきこと/持ちたい、という意識を(もともとは意識していたのに)、 どこかで忘れてしまい、 横柄にふるまってしまうこと、が問題なのでは?と感じます。 このような本に接することが出来て、感謝です。 やはり、読書は、思い返す/気付かせてくれるきっかけを与えてくれるので、 とても大事な習慣たるべきものだと思います。 読書好きでこられたことに、 おそらく家庭環境(父母や親族、そこに至る祖先様方)にも恵まれたこと、 そしてまた、そのような本に出合わせてくださっている社会 (これはやはり平和な社会だから可能なのでしょう)、 そして著者、出版に至る過程の仕事の皆さま、 書棚に置いてくださり私の目に留まってアクセス可能としてくださっている本屋さんにも、ほんとうに感謝です。 この本を読んで、わたしも平和でより良い社会となっていくことに 貢献できる一員となれるように、日々を大事に生活したいと思います。
こんな人いるいる!と、つい思い出してしまうようなリアルで共感できるテーマだった。 部下や会社のことが好きだから、ついやってしまっている老害言動。部下を想っての行動ゆえに厄介。その会社愛を良い言動で表現できれば、メンターにもなりうる。 ・ものを言うか言わないかは、相手との関係性次第 ・面白い話をし...続きを読むてくださいと頼むとひるむ ・アドバイスをしていいのは、頼られる存在になってから。 ・どの年代も学び続けること
メンターと老害は紙一重。 ちょっとしたことでメンターにも老害にもなってしまう可能性がある。 「私もこんなことを想う時があるから気をつけなければ。。。」と読みながら何回も感じました。 この本は中堅だけでなく、若手も学びがあるかと思います。
メンターと老害は紙一重とは、まさにそのとおりなんでしょう。老害側に倒れないように常に気をつけなきゃと思わされました。
良き先達(メンター)も、老害も、世話好き、気が付きやすい、責任感が強い等の共通点がある。しかし、メンターと老害とでは、会社や周囲の人に与える影響が180度違う。 メンターになった後、老害に転じることはよくあることであり、自分自身を制御、チェックし、メンターであり続ける必要性を説いている。 リーダ...続きを読むーシップとマネジメント、人間関係と教育論を学ぶ上で非常に有益な本。
かつて老害な上司に苦しめられていたことを思い出しながら読んだのですが、 果たして、私も老害になっていないかという気分にもなりました。 老害とメンターは紙一重。 少しでもメンターに近づけたらと思う。 老害は年寄りのものだけでなく、20代でも老害になり得る 老害に対しての切り返し方は、さらっと読...続きを読むんだだけではできなそうで、逆に病んでしまいそうで、 (きっと怒っているのはここの前に何かがあったからだ、大丈夫かなあ のところ) 自分なりにやりやすい方法を身につけたい。 基本ですが、「自分の機嫌は自分でとる」は本当に大事。
自分自身が元メンター的で、今は老害の入り口にいる人に苦しめられた。第2、3章がまさにそれに触れられていた。 第2章:メンターにも老害にもなりやすい人の傾向について お世話好き、面倒見がよい、お節介、気が付きやすい、サービス精神旺盛、経験年数や実績・成功体験がある人 第3章:メンターから老害に転じる傾...続きを読む向について 異なる意見を抹殺・排除、自分の意見が通らなかった時に相手の悪口を言いふらす・攻撃的になる 第15、16章が老害化した相手への対策が書かれているので、今後はこれらを活用していきたい。 最後に自分が老害化しないために、どのようにふるまっていくかには注意が必要である。
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メンターになる人、老害になる人。
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前田康二郎
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