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食をないがしろにする人は、人生もないがしろにしている――。イェール大卒。127か国食べ歩く世界一の美食家が教える、食の新常識。「高級」「コスパ」に振り回されない外食の思考法、店選びの基準、食べ方、哲学、世界料理の歴史、一流シェフの仕事術まで網羅的に紹介!
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Posted by ブクログ
著者、なかなかクレイジーなほど外食に生活の全てを費やしている。 やっぱり、なにかを極めている人の特徴は、常人には理解できないほどの情熱で取り組んでいることだといつも思わされる。
今まで触れたことがない世界だったので勉強になりました。 普段の食事でもこの料理はなんで美味しいのか深く考えるようになりました。美味しい理由は必ずある!ただ、思考停止でうまい、言ってても本質的なことは分からないです。 そんなことを気づかせてくれた本で読んで良かった。 そして普段適当に済ましていた食事が...続きを読む大切な機会だということを知り、コンビニのごはんでいっか!がなくなりました。 自分は何を食べたら幸せか?そんなことを自問自答する癖がついたし、良い経験だと思います。
てっきり世界中の美味しいレストランの紹介本かと思って読み始めたが、 さにあらず。 美食道、美食論、的な、私には縁遠い世界を美食家が語っていた。楽しい。 いや、私も、食べログフォロワー350人(多い人は4桁)で、 あちこち食べ歩いてはブログにアップしているB級グルメ、ではある。 しかし、一食5万円の食...続きを読む事を、旅費をかけて、海外まで食べに行く、 なんてことは想像だにできない。 自分にはない、違う世界を覗かせていただいた。 音楽はずっと聴き続けられるが、食事は胃袋との勝負。健康でいることが前提だし、 量に限りがある。お金もかかる。その中でいかに美食に接するか。 著者は空腹をしのぐだけのための食事は一切しないという徹底ぶり。 素晴らしい。 うまい と 美味しい は違う、ともいう。 そういうものなんだね、、、 私も妻とたまにフレンチに行ったりするが、ランチでお手軽に、が基本。 1万円以上の食事なんて、自腹ではなかなかできない。 うまい、がいいところなんだろうな、、、 著者も美食家でいるために犠牲にしているものは多いという。 結婚は不可能とも。ほかの趣味、音楽を好むらしいが、とにかくお金は美食に。 お酒は飲まない、のめない。これも大きいみたい。 存じ上げない人ではあったが、極めた人の話は面白い はじめに なぜ、「美食」か 僕が考える「美食」の再定義 文化的価値があるものを評価するということ 「好き嫌い」と「良い悪い」を混同しない 高級店はなぜ高いのか 「美食=高い」とは限らない 良い食材の罠 おいしいだけの料理の先にあるものは? 食の教養は、人生を豊かにしてくれる 第1章 人生を豊かにする 美食の思考法 GDPと食の豊かさは比例しない アートとしての食 芸術家 vs. 職人 自分の好みで判断しない 国による味覚の違いをリセット どれだけ考え抜かれているか ── 料理の評価 考えをどこまで体現できているか ── シェフの評価 鮨から学ぶ美食の見方 『関ジャム』的に食べる 第2章 美味しさに出会う 美食入門 心得 まずはリラックスして楽しむ 安いジャンルのトップに行ってみる 段階を踏まないとわからない味 1人でも歓迎してくれる店は多い 店選び 情報収集はソースの特性を理解しておく 「食べログ」をどう使うか? 料理人のパスポートである「ミシュランガイド」 「世界のベストレストラン50」は美食のオリンピック 玉石混淆だが、速報性に優れた「Googleマップ」 「インスタグラム」の美食使いこなし術 参考にならない? 口コミの盲点 僕のレストラン選びの結論 予約が取れないお店に行く方法 食べ方 コースか、アラカルトか 食べ歩きのプランニングガイド 同じ時期に同じ食材を食べる 発展途上のノンアルコールペアリング 評価軸 料理を味わうのは、皿の上だけではない レストランにおける最適BGM論 ライティングは大事な盛り上げ役 「化学調味料」の是非 SNSはどう発信すべきか? 第3章 食から国の素顔が見えてくる 世界の料理 総まとめ ガストロノミーの基盤となるフランス料理 伝統と革新が両立するイタリア クリエイティビティと食材豊かな美食大国スペイン 「まずい国」の汚名返上するイギリス ニュー・ノルディックで激変した北欧 なぜ、アメリカで美食は厳しいのか? 未知なる食材や文化に出会えるラテンアメリカ 知り尽くすには広すぎて深すぎる中国 アメリカで大ブームになっている韓国料理 エクスパットとともに成長したタイのバンコク 第二のバンコクになる可能性を秘めたドバイ 頭角を現し始めるアジア諸国・地域 日本は世界一の美食大国なのか? 第4章 美食家なら知っておきたい グルメ新常識 間違って使われがちな「ヌーベル・キュイジーヌ」 だまされないための白トリュフの教養 海外で大人気のWAGYUと迫りくる危機 イタリア料理=トマト、オリーブオイル、パスタだけではない 日本人が知らないピッツァの進化 パエリアはスペイン料理の定番なのか? サン・セバスティアンを訪れるなら「アサドール」へ あえて熱々にしない文化がある 第5章 美食を生み出す 一流料理人の仕事 一流レストランと料理人に共通すること 「京味」が教えてくれた価値観 作り手と食べ手の情報格差を埋める 技術を味わえるのがプロ 料理人が絶大な信頼を置く魚介とは? 日本の野菜が生食に向かない理由 僕が尊敬するシェフたち デンマーク「ノーマ(Noma)」 レネ・レゼピ シェフ デンマーク「アルケミスト(Alchemist)」 ラスムス・ムンク シェフ スペイン「アサドール・エチェバリ(Asador Etxebarri)」 ビクトル・アルギンソニス シェフ イタリア「アトリエ・モエスマー(Atelier Moessmer)」 ノルベルト・ニーダーコフラー シェフ イタリア「ウリアッシ(Ristorante Uliassi)」 マウロ・ウリアッシ シェフ ペルー「セントラル(CENTRAL)」 ヴィルヒリオ・マルティネス シェフ 中国「新栄記」 張勇 シェフ 東京「鮨さいとう」 齋藤孝司 さん 富山「レヴォ(Cuisine régionale L'évo)」 谷口英司 シェフ 金沢「片折」 片折卓矢 さん 第6章 私たちは何をどう食べるのか 美食の未来予測 レストランの二極化が加速する 「円安」「インフレ」「インバウンド」で変わる日本の外食 世界のトレンド「プラントベース」とは何か? 深刻な人材不足と働き方改革 マグロとジビエに学ぶ、食材の未来 生産者に求められるマーケットの視点 今、地方が面白い! サステナブルに食べる おわりに フーディーとして生きるということ 背伸びのすすめ フーディーという生き方 知的好奇心の奴隷 いい客になるための美食講座 1. テーブルマナー 気にすべきこと、気にしなくていいこと 料理の撮影は許可を得るべきか? 2. 礼儀 予約時間を守る 迷惑な行動をしていないか 他の店の話をする是非 3. オーダー 「どれが美味しいですか」と聞いても意味がない 言葉が通じない国でも食べたいものを選ぶ方法 4. 常連 通い続けることの大切さ 適切な来店頻度を守る カッコ悪い常連客が陥る行動 フィードバックは人間関係ができてから 巻末特典 世界のベストレストラン50に載っていない 世界の注目すべきレストラン50
とても面白かった。 腹を満たすだけの食事ではなく、その裏にある文化や歴史を感じるための食事(感じることのみが目的ではないが、食事をしながらそれらを感じること)というのは自分の食事の概念を変えられた驚きがあった。著者のように毎食事こだわって食べることはできない(時間とお金的に)が、コンビニ等で食欲を満...続きを読むたすための出費はなるべく抑えたいと思った。 また、料理業界におけるプロとは何か、についても触れることができた点は大いに勉強になった。
こちらも2024年に読んだ本のベスト候補。「美食」というのは単に高級なレストランに行くことや効果な食材を使ったものを食べるにあらず。文化的に食べる。美味しいを探究する。食の歴史や食材・調理方法の変化、表現の仕方、など知らなかったことも多くとても面白かった。
『知的好奇心の奴隷 そもそも、何が僕をフーディーという生き方へと駆り立てているのか? それは、一言でいえば、知的好奇心です。「知りたい」という欲求が僕の中で暴走していて、制御できていないのです。』 「おわりに」の章に出てきた言葉。 知的好奇心に「奴隷」がついていて、目が止まりました。フーディーとし...続きを読むて、食べることをとことん追求しているのがこの言葉だけでわかる。 一見フーディーは贅沢で華やかな印象ですが、それには犠牲が当然ある。食への欲求がそうさせる。 知的好奇心て学びの場で発揮させると、これほど強力な武器はないのでは、と思います。夢中は止めることができない。それをこの本では「奴隷」とまで表現している。 この本のおすすめできる点は、色んな読み方ができる本であること。 社会人として会食などこれから機会ある人にはマナー教養書に。食にまつわる分析の視点が入っておりビジネス書としても読める。食文化を冷静に見つめさせてくれる。関ジャム的分析という表現も出てきます。 自分にとって食べるとは美味しいとはなんだろう、と思考深めてくれる点でも手にとって良かった本です。私にとっては問いかけをしてくる本でした。
美食家、本書ではファーディーの価値観や考え方を知りたいと思って読んでみた。個人的には、一万円以上は高い食事と感じており、食べ歩いてもB級グルメなので、五万円とか十万円の食事をとる人はどんな考えかと気になっていた。 ある種の贅沢と思っていたが、プライオリティと価値観の問題であり、メディアリテラシーや...続きを読む食を通じた文化の触れ方、物の見方、もちろん美食にまつわるトリビアなど、予想以上に得るものがあったと思う。 ビジネス書としては、優先順位の付け方、価値観の固め方、情報処理、表現を掘り下げる、ということに役立つと思えた。
食の世界に大変興味があっていろいろ勉強してましたが、全く次元が異なる世界があることが分かって刺激になりました。
美食家の考え方からお店の選び方、今注目すべき・行くべきお店など情報盛りだくさん!食べることが好きな方には絶対おすすめ
美食は芸術同様に文化的な活動であり、シェフがクリエイターや芸術家のような存在であるという考えは、自分の中で言語化されたことが無かったが腹に落ちた。自分も(美食とまでは言えないも)食べることが好きだったが、文化人類学的な文脈含めて食事を楽しむということもやってみたいと感じた。
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浜田岳文
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