100%合法だが、健康によくない商品の売り方 多国籍タバコ企業の弁護士、世界を行く

100%合法だが、健康によくない商品の売り方 多国籍タバコ企業の弁護士、世界を行く

タバコ産業は依然繁栄している。この激しい攻撃にもかかわらず――。多国籍タバコ企業の社内弁護士の魅力的な語り口によって明らかになる、タバコをめぐるビジネスのパラドックスに満ちたその内幕。主人公の在籍した企業は、JT(日本たばこ産業)が買収! イギリス、アイルランド、スペイン、カザフスタン、スイス……と世界各国事情も満載。

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    Posted by ブクログ

    タイトル的にはビジネス本かハウツー本に近いものかと思いきや、ノンフィクションと呼ぶべき内容。

    とはいえ、過去を振り返って内情を暴露するといった妙味はない。現在も蔓延る煙草帝国の圧力がいくらか働いていてもおかしくないのだろうが、登場人物の誰かが語ったように「非合法なことをして儲けようというわけではな

    0
    2024年08月11日

    Posted by ブクログ

    タバコ業界の大手企業の法務担当として働いた弁護士の話。倫理的には問題があるが、依存性の高さから禁止するのは難しく、逆に税収を頼りにされ守られている特殊な商品。福利厚生がタバコの無料配布という薬漬け戦略や焼け石に水な巡回営業などモヤモヤするところはあった。旧ソ連国やスペイン、アメリカ、東アジアなどエリ

    0
    2024年07月29日

    Posted by ブクログ

    タバコ会社の企業弁護士の人生.
    仕事に関連して知った禁煙とタバコによる健康被害がどのように政府(国家権力)を動かし介入してタバコ産業にダメージを与え,でもタバコ産業はなくならず成長していくパラドクス.なるほどねぇと面白かった.

    0
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    ロンドンで吸うタバコとバルセロナで吸うタバコ。
    どちらも同じタバコでもロンドンで吸った方が身体に悪そうな気がします。

    0
    2024年07月12日

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