資本主義の宿命 経済学は格差とどう向き合ってきたか

資本主義の宿命 経済学は格差とどう向き合ってきたか

979円 (税込)

4pt

日本の相対的貧困率15%、資産5億円以上9万世帯。アダム・スミスからピケティまで格差と経済学の歴史を辿り、日本の道を考える。

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資本主義の宿命 経済学は格差とどう向き合ってきたか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本は貧困国家。そして自分もその中から抜け出したくもがいている。
    その対策が書かれているが富裕層とのイタチごっこに終わりはないと感じる。

    0
    2025年01月15日

    Posted by ブクログ

    前回読んだ『ポピュリズムとは何か』において、課題意識として上がった社会的分断の下となる資本主義下での格差について、経済学的な見地からの示唆を得たいと思い、本書を手に取った。
    まずは日本についての現状認識だが、所得格差を示すジニ係数は先進国においては、アメリカに次いで高く、日本は所得格差が小さい国では

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    これ分かりやすい。
    新書の役割をよく果たしている良書といえるかも。
    経済の効率性と格差の関係がよくわかる。そのうえで現在の日本が、経済優先の非福祉国家であるという残念な事実もよくわかる。
    経済と福祉を両立させるための施策がきっとあると信じたいところだ。

    0
    2024年11月24日

    Posted by ブクログ

    格差と向き合って資本主義を深掘りした良書。

    そう。格差。私の現状持つ問題認識と一致する。

    データをもとに、現状の日本は格差が大きい国、と断言している。

    私の漠然とした感覚を明らかにしてくれている。



    高所得者の多くはオーナー経営者、というくだりがある。

    これはまっとう。こうでなくては、と

    0
    2024年07月27日

    Posted by ブクログ

    この本は国内の格差について話題を取り上げている。日本は格差が先進国の中でも比較的大きいという話から始まる。
    税金政策や格差対策について、歴史に沿ってどのように行われてきたかを序盤に説明している。
    そして後半、税金等の仕組みによる対策で格差を是正でき、時折北欧をモデルケースとして話を挙げ、では日本では

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

     次に日本を含めて先進諸国に注目してみよう。すべてのOECD諸国を列挙するのではないが、大別して三つのグループ(貧困率の高い国、中位の国、低い国)に分けられる。高い国とは、日本、アメリカ、韓国などが該当し、中位の国については、イギリス、ドイツ、フランスなどのヨーロッパの大国が該当し、低い国はデンマー

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    資本主義の成り立ちと並走する経済学の歴史から、データに基づく資本主義の宿命を喝破し、格差問題の本質に迫っている。格差の問題については、焦点を貧困者にあてるか、富裕層と貧困層の差にあてるか、高額資産者を分析するかで論が分かれる。'21世紀の資本'を著したピケティの分析データ以降、高

    0
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    格差研究の歴史、ピケティとピケティ以降、経済成長と公平性、日本は福祉国家を目指すべき

    【目次】
    第1章 格差の現実
    第2章 資本主義社会へ
    第3章 資本主義の矛盾に向き合う経済学
    第4章 福祉国家と格差社会
    第5章 ピケティの登場
    第6章 ピケティ以降の格差論
    第7章 経済成長か、公平性か
    第8章

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    この国の貧困差は拡がっていくような気がします。
    普段あまり読まない分野だったので、大変勉強になりました。

    0
    2024年07月07日

    Posted by ブクログ

    本書は経済学の歴史から、格差問題にどのように向き合っていたかを分析・解説し、現代の資本主義社会における格差の実態と課題を分析している。
    富裕層と貧困層の格差が拡大している背景として、富裕層に有利な制度が多く、一度貧困層になってしまうと抜け出しづらい状況であると指摘している。国家として格差を是正する施

    0
    2024年06月12日

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