母を捨てるということ

母を捨てるということ

950円 (税込)

4pt

4.4

異常なほど娘に執着した母親。やがて彼女は薬物依存症に陥った。「いっそ死んでくれ」と願う娘と「産むんじゃなかった」と悔やむ母。母に隠されたコンプレックス、そして依存症家族の未来とは。医師として活躍する著者の知られざる告白。

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母を捨てるということ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    こんなに大変な苦労を、幼少期から大人になってもされていたなんて、とても驚いた。
    過酷な環境のなか、本当によく立派に成長されたなあ。涙が出そうだ。

    お父さんの愛情あってこそだろうが、どうしても、お父さんにもっと史絵さんを守ってあげて欲しかったと思ってしまう。
    史絵さんだったからこそ、お父さんが一人で

    1
    2024年06月11日

    Posted by ブクログ

    一気読みでした。私自身母と複雑な関係のまま終わってしまったので、タイトルが気になり購入。
    複雑なご家庭で大変苦労されていて、驚きました。
    先生と同じ気持ちになる点も多々ありました。
    依存とは甘え、弱さと思われがちだと私も思いますが、今思えばそうすることでしか自分わ満たせず、
    そうしていても満たされな

    1
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    大変興味深く読めました。
    別に家族に依存症がいるとか、自分がそうだとか言う訳ではありませんが、依存症に至った経緯がやはり、生い立ちや幼女期の愛情不足が多いに関係ある事に改めて考えさせられました。
    お母さんもきっと苦しかったんだと思います。
    満たされなかった愛情は大人になると、とんでもない方法で満たさ

    0
    2025年09月20日

    Posted by ブクログ

    おおたわ先生の母親が薬物依存であった
    そのときの体験・経験を包み隠さずにエッセイとして書いていて同じ立場の方々の力になると思う
    依存患者の辛さや苦しさを緩和する為の治療には先ず家族から行うという
    自分達が医師であっても医療行為は家族以外が行うことが良いとの事であった
    医療が必要な時はしかるべき医師に

    0
    2025年06月08日

    Posted by ブクログ

    毒母の話かと思って読んだら、依存症母の話で、座り直して読みました。著者が医師なだけあって、専門的な見知からきちんとかかれている印象。
    お母様の精神性が(おそらくその不幸な生い立ちに大きな影響をうけて)未熟であったことは想像に難くないが、お父様が医師であったばかりに非常に危険な薬物の依存症に足を踏み入

    0
    2024年09月24日

    Posted by ブクログ

    壮絶・・・毒親系の本かなと思って読み始めたが、そんなレベルのお話ではない。
    薬物中毒の母と格闘する家族の姿が赤裸々に描かれている。
    TVに出ているおおたわさんの、知的で柔和でバランスの良いお人柄を思い出すに
    どれほどの忍耐と努力で彼女がそれらを身に着けたのだろうと
    思いを馳せて胸が苦しくなる。

    0
    2024年09月02日

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