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経営が不振になった企業や苦境にある新興企業に食い込んで、さまざまなエクイティファイナンスを仕掛け、必要資金は海外口座から回し、獲得資金は海外に逃避させる。そこにM&Aを絡ませ、株価引き上げの材料にしたりする――こうしてあらゆる収益機会を捉えて資金を短期回転させるのが、「現代の仕手筋」だ。正史では語られることのない、彼ら株式市場で暗躍する勢力と、それに対する警察や取引所の奮闘を詳細に描く。2000年以降の株式市場の裏側で何が起きていたのかを浮き彫りにするノンフィクション。
...続きを読むPosted by ブクログ 2010年07月09日
前著の「粉飾の論理」がめちゃめちゃおもしろかったので期待して購入。前著でも、市場の裏側にうごめく不気味な人脈を活写していたのだけど、今回はさらにつっこんでいる。経営者側からの記述が多かった前著に対して、今回は裏側の人々の記述がとても多い。
上場企業にまつわるわりと有名な事件からそうでもない小さな事...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月07日
最近の株式市場でのスキャンダルを取材したもの。多くが実名で書かれており、ちょっと懐かしい感じで読める。私募CBに絡んだ話題が多く、いったん上場してしまうとほとんど紙幣を刷るのと同じ感覚で株券を刷り、後は野となれ、、、という事件が多いようだ。松島庸が株券紛失事件後、「胡散臭いというより、比較するものが...続きを読む
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