リーダーは「戦略」よりも「戦術」を鍛えなさい

リーダーは「戦略」よりも「戦術」を鍛えなさい

1,650円 (税込)

8pt

3.0

日本人は「戦略」(戦争や政治・社会運動などを実行するための計画・方法、駆け引き)が好きな民族のように思われます。その割には、「戦術」(戦闘に勝つための技術、争いに勝つための手段・方法)を軽視する傾向が強い。しかし、当初に立てた「戦略」を遂行するために、刻一刻と移り変わる戦局にあって、積み重ねる作戦が「戦術」です。現場で作戦を遂行するリーダーに、なくてはならない能力は臨機応変な反応といっていいでしょう。戦術は、目標を「最短ルート」で達成するための手段として、きわめて有効です。本書は「戦略」よりも「戦術」を鍛える重要性を、リーダーの立場にある方々に語りかけた一冊です。事例のすべては、日本史から採りました。例えば、立花宗茂の例も織田信長の例も、戦術において重要なことは「集中」と「スピード」であることを教えてくれています。そのことを念頭に、次の五つの要素も戦術を成功させるうえで、重要なポイントになると考えてきました。一、得意な戦術を使う。二、新しい戦術が勝つことを想定する。三、相手の強みを消す。四、チームメンバーが戦術を理解・共有する。五、リスクヘッジを怠らない。もちろん、この五つ以外にも大切なことはありますが、これらは戦術を成功させるための確率を上げるうえで、とくに重要な要素になります。まずはこの五つを習得すれば、今後、新規プロジェクトなどを進めるときに、間違いなく成功の確率が上がるはずです。本書をご一読いただければ、戦い方、物事の見方、チームワーク活性化の必要性がご理解いただけるかと存じます。世のリーダーの方々に、参考となることを心から念じています。

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リーダーは「戦略」よりも「戦術」を鍛えなさい のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月13日

    書店で目に留まり、読んでみた。

    著者は日本史の出来事とビジネスを紐付けて書籍をまとめているようで、他にも幾つか出しているとのこと。 この本もその流れだそうだが、一般によく知られる人物(信長、秀吉、西郷など)のエピソードをベースにした話が多く、こちらも比較的イメージがし易いと感じた。

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リーダーは「戦略」よりも「戦術」を鍛えなさい の詳細情報

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