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さっと読めるミニ書籍です(文章量12,000文字以上 13,000文字未満(10分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
昨今AI(人工知能)という言葉をよく耳にするようになった。
このAIの特徴として注目されている”学習・推論”では、予測する仕組みを作る、もしくは算出された予測値を使って何か議論するための統計学(確率論)の考えが必要になってくる。
一方で、近年、早稲田大学政治経済学部の一般入試で、数学を必須科目にしたというニュースが記憶に新しいが、日本社会には「私大文系は数学が不必要」という考えが一定数存在している。
高校数学でも確率であれば小学校で習う割り算である程度カバーでき日常生活でも使う機会があるのではないか。
しかし、微分・積分など含めた踏み込んだ高校数学以上の知識については理系卒の技術職や経済の専門家でもない限り、大人になっても仕事や日常生活で使うことはあまりないだろう。
だから、いわゆる文系に進む人々にとっては数学が不要という考えが生まれるのではないかと考える。
では本当にそうした人々は数学が不要なのだろうか。
本書では、確率の考えに積分が登場する理由について深ぼりしつつ、今後のAIの動向から見る数学の重要性についてまとめていく。
【著者紹介】
まとめ太郎(マトメタロウ)
数学を趣味にしているサラリーマン。
主に代数学(可換環論、群論(ルービックキューブ群))と数学基礎論(集合論)に興味を抱いている。
現職はIT関係の技術サポートをしており仕事の傍らこうした執筆活動にも力を入れていこうと画策中。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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