オネエな魔導書に導かれ、婚約者とヒロインの裏切り回避を目指していたら、氷の公爵子息に溺愛されました。

天城幸 / 東茉はとり

カーライル侯爵家には代々伝わる不思議な魔導書がある。
処刑される三年前に時が戻ってしまったカーライル侯爵家令嬢のセシリアは、
未来を変えるため、魔導書に救いを求めると──突然古語が浮かび上がってきた。

『これぞ、逆行!! やり直し令嬢、キタァァァァ!!』

なんとこの魔導書は、この乙女ゲームの世界に異世界転生した魂が乗りうつったものだった！
未来が分かる魔導書の言う通り動いていると、セシリアの状況もみるみる変化していく。
さらに氷の公爵令息と呼ばれるジェイラスにも溺愛されはじめ──？

不思議な魔導書に導かれて、幸せな未来をつかみ取るラブコメディ！

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: パルプライド
• 掲載誌・レーベル: エンジェライト文庫
• 電子版発売日: 2024年01月26日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 3MB

[ホコホコ · ★★★★★]

設定が面白い。

ヒロインは二人？死に戻りのヒロインと異世界転生したら本だったヒロイン(オネエ)。
おとなし目のヒロインの物足りない部分を魔導書のオネエヒロインが騒がしく補いって笑わせます。復讐するのかと思いきや断罪回避と恋愛相談に忙しくてゲームヒロインと裏切り元婚約者は勝手に自滅して行きました。　弟結局伝説の薬草飲まずに健康になったのね、いつ飲むのかと思ってた。
後半お話しをパタパタ畳んだ感じですが概ね楽しかったです。

＃笑える ＃ハッピー

[ワンワン · ★★★★★]

珍しい話です。元ゲーム好きが転生した魔術書と冤罪で殺され過去に巻き戻ったヒロイン。この二人（一人と一冊）が交互に物語を進めます。とにかく魔術書の語りが面白い。ヒロインも主役のはずだし、ヒロインに好意を寄せるようになる公爵子息もこういう話では目立った行動をするはずなんだけど、そこまでではなく、でもしっかりと主張されていて、とても楽しかったです。

[すず · ★★★★☆]

魔導書だからこそ

面白かったです。
元々おとなしめなヒロインが、オネエな魔導書の助言を受けて前向きに努力して幸せになるお話。
この動けないオネエ魔導書だからこそ、ヒロインと周りのご令嬢達は自分で努力して成長していけたのだと思います。（動けたら、もの凄く世話を焼いてアレコレしそうだもの）
動けない事にジレンマを感じる魔導書に、ヒロインが言う言葉も良い！

＃笑える ＃泣ける