射手座の香る夏

SF・ファンタジー 7位

射手座の香る夏

1,999円 (税込)

9pt

3.8

寂れた島で過ごした夏、記憶の中で鮮やかさを増す夏、限りなく続く仮想の夏――夏を舞台とする4編に、青春のきらめきと痛みを封じこめた、第12回創元SF短編賞受賞作を表題とするデビュー作品集。/【目次】「射手座の香る夏」意識の転送技術を濫用し、危険で違法な〈動物乗り(ズーシフト)〉に興じる若者たち/「十五までは神のうち」出生の〈巻き戻し〉が合法化された日本で、過ぎ去りし夏の日の謎を追う男性/「さよなら、スチールヘッド」限りなく夏が続く仮想世界で、自らの身体性に思い悩む人口知性の少年少女/「影たちのいたところ」少女の憂鬱な夏休みにある日現れた、九つの“影”をつれた男の子/解説=飛 浩隆

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射手座の香る夏 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    SF短編集。短編といっても300ページ超えの本に4作なので、それぞれ70ページくらいはあるので読み応えはある。

    『射手座の香る夏』
    自分の意識を動物に載せることができる世界。なんというか、最初からすごい未来感で不思議。

    『十五までは神のうち』
    十五歳で、このまま生きていくかリセット(生まれなかっ

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    24/05/12
    Xでたびたび推薦コメントを見かけたので。
    どの作品も良作で、タイトルのセンスがある。繊細でロマンチックで、過剰ではない。できれば夏の気だるい暑さの日に読みたかったな。好きなのはやはり十五までは神のうち、か。

    飛浩隆の解説もよかった。ジュブナイルとアクチュアル、というワードがぴった

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    CL 2024.7.6-2024.7.9
    SF連作短篇集
    「十五までは神のうち」がよかった。
    ただ、何もかも無かったことになるのに残された人の記憶には残り続けるというのは、残酷だし整合性が取れていないのではないかと感じた。

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

    2024-06-13
    うん、瑞々しい。アイデアもなかなか非凡だし、きちんと各作品のテーマと絡んでいる。その分、急に結末に至って物足りなく思うことも。

    0
    2024年06月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    言葉では言い表せないほど素晴らしかった。どの作品も、文章から夏の匂いとノスタルジックな雰囲気が漂っている。伏線の張り方が緻密でありながら、書きすぎずさらりと読者の想像に任せる部分もあり、バランスが良かった。

    「射手座の香る夏」
    話は二視点で進行していく。どこか幻想的でありながらも、作業員たちの身体

    0
    2024年09月21日

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