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【唯一のsystemd専門書】
本書はsystemdの概要をつかみ、マニュアルなどを適切に参照できるようになることを目的としています。systemdの設定変更や、設定ファイル(unit file)の解釈/作成/変更、systemdが記録したログの読解などのシーンで役立つトピックを解説します。また、systemdの機能に対応するLinuxカーネルの機能を知ることができます。Red Hat Enterprise Linux 8と9を題材にして解説しますが、多くの内容は他のディストリビューション(Debian、Ubuntu、openSUSEなど)でも活用できます。
※本書は雑誌『Software Design』の2021年6月号~2022年11月号に掲載された連載記事「systemd詳解」を再編集した書籍です。
■目次
第1章 systemdとは
第2章 unitとunit file
第3章 unitの状態、unit間の依存関係、target unit
第4章 プロセス実行環境の用意
第5章 service unit
第6章 timer/path/socket unit
第7章 generatorとmount/automount/swap unit
第8章 control group、slice unit、scope unit
第9章 udev、device unit
第10章 systemd-journald
第11章 core dump管理
第12章 systemd-logind、pam_systemd
第13章 systemd-tmpfiles、systemd-sysusers
第14章 D-Busとpolkit
第15章 systemd-resolved
第16章 systemdのその他の機能
■著者プロフィール
森若 和雄(もりわか かずお):レッドハット株式会社所属(2023年10月現在)の自称RHELおじさん。2007年の入社以来Red Hat Enterprise Linuxのプリセールスエンジニアとして技術支援および情報発信などに従事。systemdとのかかわりでは、当初、日常的にDebian、Fedora、RHELを扱っている中で、systemdにより幅広い設定や管理が統一されて感動しました。その後、スライド資料「systemdエッセンシャル」を作成/公開し、IT月刊誌『Software Design』に「systemd詳解」を連載。2023年からテクニカルサポート部門に異動したのちは、今まで以上にsystemdの知見が活用できています。本書にも各種のトラブル対応から得た知見をできるだけ反映しました。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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