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あれから10年。
「素晴らしい本」の教えにしたがって、
ネズミたちは変化をひたすら受け入れ、
迷路の中でチーズを探し続ける生活を送っていた。
しかし、疑いを抱いたネズミが現れる。
「本当にそれが幸せなのか?」
「なぜ迷路の中にいなくてはいけないのか?」
マックス、ゼッド、ビッグの3匹は、
それぞれの方法で迷路から脱出し、
新しい道を切り開く。
変化に順応する時代から、
変化を自ら創造する時代へ。
気鋭のハーバード・ビジネススクール教授が
今を生きる読者に新しい物語を贈る。
「問題は、迷路の中にネズミがいることじゃなくて、
ネズミの中に迷路があることだ」
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Posted by ブクログ
ご存じ「チーズはどこへ消えた」(スペンサー ジョンソン)はベストセラーだったそうだけど、あれはもう10年も前のことだったんですね。その原題が「Who moved my cheese?」で、この本の原題は「I moved your cheese」。
賛否両論あるのだけど、消えたチーズを嘆いていてもどうにもならない、さっさと変化に対応した方がいいというのが「チーズはどこに消えた」に書かれていたことです。短い童話のような話に詰め込んだ内容ですから、その部分のみが強調されているのはしょうがないですが、現実はもっと複雑でもあります。もしかすると変化に早く対応して勇み足ってこともよくある話で、タイミングやリスクなど慎重に判断すべきところは必要だろうなあって思っています。
その「チーズはどこに消えた」の教えを受け入れて、日々チーズを探し続けるネズミたち。この本では、どうしてチーズはいつも同じ場所にないのか?そのこと自体に疑問を持たなくなるという問題をあげています。
日々の仕事でも変化に対応した後には、往々にその方法が正しい唯一のものと思われがちで、それ以外に目がいかなくなるということはよくあります。成功体験が足かせになることもあるでしょう。
「変化に順応する時代から、変化を自ら創造する時代へ。」と口で言うのは簡単だけど、なかなかできることではないです。しかし、自分自身の中に迷路があるとしたら、それは何か、なぜその迷路を迷路のままとして受け入れているのか、一度立ち止まって考えてみる必要があるかもしれません。
どんどん新しいツールや手法が生み出されて、それに順応することが成功の近道みたいに思っていると、実は本の中でビックが言った「おれがやっているのはそんなゲームじゃないんだ」と言うことが、新しい可能性と価値観を生み出すのかもしれないなあ。
とにかく読んではみたけど、こうした感想じゃなくって、少し自分になり考えてみてみたいものです。
Posted by ブクログ
迷路の中にいるほとんどのネズミ達は、
チーズを探すために効率を求めていく。
チーズはどこへ消えたのか?
どこにあるのか?
決まった条件のもとで
いかに効率的にチーズを手に入れるのか?
でも、あるネズミはふと考える。
「そもそも、誰が、チーズを動かしているのか?」
いつのまにかルールに縛られて、
既成概念の下で生きている人間にも当てはまる話だなって思う。
本質を考えないようになってしまっている気がする。
もちろん、自分含めて。
そのネズミは答えを出す。
「チーズを動かしているのは、自分に過ぎない。」
おもしろいのは、さらに違うネズミが
もっと本質を言い放つ。
「そもそも迷路の中にネズミがいるのではなく、
ネズミの中に迷路がある」と。
迷路で暮らすネズミを登場させ、
とても分かりやすく人生の本質を問う本だと思います。
言っていることは、そこらへんの自己啓発本と一緒ですが、
表現の仕方一つでこんなにも自分の中にすーっと入ってくるんだなーと
ある意味勉強させられた本の1つです。
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