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「存在しない墓が見えたら終わり」
介護施設の記憶ゲームで起きた不気味な事件。
連鎖する死のルールは…
(「ハカが見える」より)
幾度も書くのを”邪魔された”曰くつきの禁忌譚!
本来触れるべきではない領域にある話、本能が忌避するような怪異ばかりを集めた怪談集。
・介護施設で行われた複数の絵を記憶するゲーム。ある人が存在しない墓の絵があったと言い出して…「ハカが見える」
・1枚の人身事故画像にとり憑かれた男。事故について調べるうち恐ろしい事態が…「7センチの隙間」
・家に母親が二人いるという女性。一人は生みの親、もう一人は生きていない存在だというが…「母親」
・水死体のあがった日は海で殺生をするな。船頭の忠告を無視した釣り人の末路…「戻り恵比寿」
・ある二階建て家屋の調査に赴いた不動産会社の社員。家の中に入るも階段が見当たらず、同行の女性に異変が…「土地家屋調査」
他、禁忌の扉がいま開く!
Posted by ブクログ 2024年01月10日
石川県の営業のKさんを応援するつもりで一番に読んだ。
営業のKさんの文体もワタシ好みです。ほどよい距離感というか、話者、体験者と書き手の距離が好みなんだと思う。
気になったはなし『降り続く』『異界への入り口』『パラレル』『一人だけ』『死亡フラグ』『よもぎ』『本物』『成りすまし』『土地家屋調査』
『異...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月12日
怪談本としては本当に珍しいんだけど、最後がちょっとウルッとした。
怖いウルッとじゃなくて、感動のウルッは…もしかして、初めてではなかろうか。
うっかり新幹線で涙が。。。
素直な感想として、怪談本として全部の話が最後の話みたいだと何となく冷めてしまうけど。
最後の一話だけとか、何冊かに一話とかだと強烈...続きを読む
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