ペンギン殺人事件

青本雪平

ある日、祖父がフンボルトペンギンになった。この事態をすんなりと受け入れた柊也は、ペンギンになった祖父の世話をすることに。身寄りはなく、その上引きこもりの柊也。誰にも相談できないまま、一人と一羽の閉じられた世界は平穏に続いて行く。しかし、ある女性との出会いをきっかけに、日々に亀裂が入り始めて……。庭に埋めたスーツケース、いなくなった人。柊也の周りで事件は起きる。第三回大藪春彦新人賞受賞者長篇デビュー作

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内ミステリー
• 出版社: 徳間書店
• 掲載誌・レーベル: 徳間文庫
• ページ数: 288ページ
• 電子版発売日: 2023年11月09日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

不思議と面白い。
解決しないと聞いて読んでいたので、納得できたのかも。

最終的に心理描写がせつなくて、そういうことかって思えたけど、はっきり書かれてないので、なのかな？ってとこはある。

[ブクログ · ★★★★☆]

ペンギンが好きなので、書店で面置きされていたものを手に取った。

祖父がペンギンになったところから変わっていく人間関係(なんだかんだ穏やか)がメイン。
殺人事件を紐解くようなミステリではない。

穏やかな読書をしたいときに、よい

[ブクログ · ★★★☆☆]

楸也視点で続く物語だった
結局殺人とはなんだったのか　
宗像と菜月はどこに行ったのかと想像するしかない物語だった。
間にある日記とボイスレコーダーで何が起きてるのか考察するのが難しかった。
スッキリしない感じでおわった。