変格探偵小説入門 奇想の遺産

変格探偵小説入門 奇想の遺産

2,530円 (税込)

12pt

3.5

江戸川乱歩,横溝正史,小酒井不木,夢野久作,橘外男,渡辺温,久生十蘭,西尾正…….彼らはみな,「謎解き」を主とした本格探偵小説とは異なる要素を重要視した「変格探偵小説」の書き手である.「本格」の枠を超えた豊饒さで読者を魅了し,今日まで途絶えることなく受け継がれてきた「変格」の精神史を,豊富な資料から論じる.

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変格探偵小説入門 奇想の遺産 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    変格探偵小説論集。入門と題してはいるがブックガイド的な本ではなく、甲賀三郎の云う「本格/変格」という2項対立を超えた、広義の探偵小説としての「変格」という視点から戦前の探偵小説を捉え直すというもの。著者の主たる主張はほぼ第1章の『「変格探偵小説」とは何か』にまとめられており、以降は個別の乱歩や横溝、

    0
    2021年09月10日

    Posted by ブクログ

    戦前の探偵小説が大好きで、ここ最近、同時代の純文学方面にも手を出している自分には本書の内容は大変興味深く、面白く纏められている評論でした。
    乱歩、虫太郎、夢Qを始めとして正史、不木、甲賀三郎、宇陀児、橘外男、渡辺温に十蘭 等々…戦前の探偵作家の作品を読み、エッセイを読み、単行本の巻末についているいろ

    0
    2018年06月12日

    Posted by ブクログ

    入門とありますが、かなり難しい文芸評論です。
    「変格」とは「変革」であり・・・というのが結論のようですが。
    本格探偵小説がいわゆる探偵ものだとすると、変格探偵小説というのは、その他すべてのミステリーものをさすということでしょうか。
    呼び名は「大衆文学」「怪奇小説」など色々とありますが・・・・。

    0
    2014年03月12日

    Posted by ブクログ

    なんというか、筆圧の強さが凄い。それは、筆者の探偵小説愛が実に深いということの証左だと思うのだが、いかんせん紹介されている小説の評価の高さは、贔屓の引き倒しではないかという疑いが拭えない。

    0
    2013年10月11日

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