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Posted by ブクログ
モデルの拓人は憧れの俳優、恵裕次からの指名で彼と恋人同士を演じるドラマに出ることになり……。
演技初経験の拓人が役を掴むために≪海≫を知ろうとするところは真摯でいい子だなぁと。
役が抜け切らず……はあることだと思うので、≪海≫と拓人の間で揺れながら、裕次に惹かれていく心情がとても丁寧でリアルでした。
海として生き、海として想いを告げることなら許される。それでも伝えたい言葉は拓人から裕次への物でしかない。お互いそれを知っているのに、互いの立場や未来、支えてくれる人たちのことを思えばそれは願ってはいけないことで。
通常のスキャンダル以上の意味を持ってしまう同性を愛する苦しさ、本当に好きで大切な相手の幸福を、自分を支えてくれる人たちを守るためにできること。
朝丘さんならではの幸福感、恋愛観はこの時から息づいているんだなぁと。
思い悩む拓人が恭子から告げられる言葉がとても好きです。
心を通じ合わせながら、互いの幸せのためなら共にいるべきではない、と引いてしまう拓人は若くて瑞々しくて純粋で、そんな拓人を推し切らずに受け入れる裕次の気持ちもわからなくもないかな…。
個人的にはそこまでモヤモヤはしないけれど、続編で二人の結末が見られるのなら見届けたいです。
劇中劇の「白の傷跡」はサイトと同人誌で発行されたそうですが、続刊と合わせて15周年記念サイトで過去のサイトから消えた作品も読めるようになるといいな。
しかしいかにも2000年代初頭のドラマっぽいお話ではありますね。
Posted by ブクログ
すごく好き。切なくて何度も涙腺刺激された。同性愛ドラマを演じることで演者二人の恋が進行していく運びがとても良かった。海を演じる拓人の感情が海の岡崎への恋情にシンクロして、岡崎を演じる裕次に惹かれていく。それは役にはまり込むゆえの疑似恋愛ともいえるけれど、やがてそれが海の感情から離れて拓人として裕次を愛し始める。役を通じて役を超えて紡がれる二人の心理描写がとても胸に響いてたまらなかった。拓人が選んだ結末は切ないけれど納得もできる。でも、やはり続編「ラジオ」ではハピエンを願う。続きが早く読みたい!
二人が演じた「白の傷跡」、今のBLでは難しいエンドだけれど読みたい気持ちが大きい。商業出版が無理なら全サ小冊子で読ませてくれないかしら。
うううぁ~
じんわり泣かされる(笑)。朝丘さんの柔らかい世界観とゆーか豊かな感情表現や写真のコマ送りのゆーな状況描写がたまらない。全体を通し大きな起伏はなく淡々と進む中に矛盾してますが拓人の熱い恋心と激しい葛藤が静かに描かれててて強烈に引き込まれました。朝丘さん作品たまに主人公ウザかったりしますが(笑)この拓人は魅力的、自分に正直だけど相手を思いやれる、ただ優しいとかでなく自分たちを取り巻く愛する人たちを踏み台にして得る幸せなんてないと自然に考えられる部分がキます。一般論でゆーハピエンではないものの読後感は悪くなかったです。
Posted by ブクログ
ここのところ片っ端から読んでる朝丘さんの作品。もう何冊目か数えるのも辞めちゃったんですが、今回は間に読み挟んだ本に業界ものがあったので、書かれていない背景とかを勝手に想像して楽しく読めました。
最近の作品を読んでから作家さん買いを始めると古い作品で違和感を覚えたりということも多く、朝丘さんの作品にも確かにそういう作品もあったのですがこのお話はわりと安心して読めました。
ただ、淡々とした日常に潜む心の変化、葛藤を、読み手の共感を誘い出しながら紡ぎ上げていくというスタイルに達する一歩手前なのか、少し物足りなさも感じた1冊。
そのままだと評価も★3つくらいかと思ったのですが、主人公の強さがとても好きなので1ポイントアップです。
商業BLでバッドエンドは異色らしいのですが、バッドエンドなのかなぁ?
お互い想いあってるのであれば、ハッピーエンドなんじゃないかなと。
この辺りは、解釈の違いかもしれませんが、これ続編があるらしいので、また探しにいかなきゃです。
追記
ネットで検索して気がつきました。続編まだ出てないんですね。
この終わり方だと納得できない!ってファンも多いと思うので、待ち遠しいことです。
んー
レビューを見て購入しました。
なんだろ?高評価で期待し過ぎていたのでしょうか?
2人の始まりも終わりも、呆気なく感じて、なんじゃこれ⁉︎と思ってしまいました(すいません)
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