その瞳に映るは遠き空 ヴィレンドルフ恋異聞

夏目翠

最後の訪問国では執政官の娘たちの嫌がらせが新米〈水の司〉未緒を襲う。一方では敵国の使者の予言が一行に暗い影を落としていた。死の予言がもたらすものは国の混乱？ それとも……

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: SF・ファンタジー / ファンタジー（国内）
• 出版社: 中央公論新社
• 掲載誌・レーベル: C★NOVELSファンタジア
• シリーズ: ヴィレンドルフ恋異聞シリーズ
• ページ数: 241ページ
• 電子版発売日: 2012年08月10日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

2012/06/30：これからもっと話が広がりそうなところで終わってしまったのが残念。もう少し続きが読みたかったです。

[読むコレ · ☆☆☆☆☆]

最終巻だということですが、微妙に物足りないです。だってまだまだ話は続きそうなのに。
もちろん恋愛話としては、第一段階通過みたいなところですけど、大風呂敷広げておいて、畳まずに「あとは想像に任せます」だとモヤモヤするー。何より、全然ラブラブしてないし、恋患いでおかしくなってる彼すらあっさり台詞一つですますだなんて。そのあたりも、ちょっと見たかった……。

[ブクログ · ★★★☆☆]

一応の完結は見たけど、何だか中途半端だなぁ。
恋愛には終止符打ったけど、それ以外は何もかもが放り投げた感じ。恋異聞だからってあとがきにはあったけど、別に戦異聞だっていいじゃない。せっかくの設定がもったいない。
水の司が何故「別世界」から来るのかとか、突き詰めれば面白そうな設定なのになぁ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ハーレム。ただし、ど根性付。たしかに…(^^;;
最後は意中の人をゲットしたわけだし、めでたし、めでたし…だよね。
しかし、少女の想いのすさまじきこと…。

この世界の話はもっと読みたいけど、確かに「恋異聞」じゃなくなっちゃうね。